クラリスロマイシンが有効であった著明な嚢状気管支拡張症の 2 例


アステラス製薬が創製した非ペプチド性バソプレシン受容体(V/V)拮抗薬で,一般名はコニバプタン。ナトリウム排泄を伴わない排尿により体内の貯留水分を減少させ,血中ナトリウム濃度を改善するため,心不全,浮腫,低ナトリウム血症などへの効果が期待される。米国では2005年12月29日に,注射剤が申請適応症の一部である体液正常型の低ナトリウム血症の承認を得たが,日本での臨床試験は行われていない。


びまん性汎細気管支炎(DPB:Diffuse Panbronchiolitis)に対し,14員環マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン,クラリスロマイシン,ロキシスロマイシン)の少量長期投与が行われている(保険適応外使用)。通常は2~3ヶ月以内に臨床効果が認められ,最低6ヶ月投与して効果を判定する。自覚症状および臨床検査所見(画像,肺機能等)が改善し,症状が安定し,重症度分類で4級および5級程度になれば,通算2年間で終了する。終了後に症状が再燃したら,再投与する。また広汎な気管支拡張や呼吸不全を伴う進行症例で有効な場合は,通算2年間に限定せずに継続投与する。

閉塞型の睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の対症療法として,nasal CPAP(nasal Continuous Positive Airway Pressure:経鼻的な持続陽圧呼吸療法)が行われている。睡眠中にプラスチックの鼻マスクから,一定の圧力を加えた空気を上気道に送り込み,睡眠中に出現する上気道の閉塞を防止し,いびきや無呼吸をなくす治療方法で,睡眠時の無呼吸をなくし,酸素不足を解消して睡眠の質を向上させることができる。また,睡眠時無呼吸症候群による高血圧症や心筋梗塞などの合併症を予防することができる。必要な圧力はポリソムノグラフィー検査(睡眠検査)により決定される。毎晩,装置を装着するのは面倒ではあるが,現段階では最も有効で安全な治療方法で,第一選択である。

[PDF] マクロライド系抗生物質製剤 日本薬局方 クラリスロマイシン錠

脂肪細胞が分泌する生理活性物質(アディポサイトカイン)の一種である。アディポネクチンは筋肉・肝臓でのインスリン感受性増強,血管内皮細胞障害の修復作用を介して抗糖尿病作用や抗動脈硬化作用などを示す。肥満の程度が強く内臓脂肪の蓄積量が多いと分泌量が減少して血中濃度は低下し,逆に減量によって増加する。血中アディポネクチンの低下によりインスリン抵抗性が増大して糖尿病を発展させ,動脈硬化も同時に発症・進展する可能性がある。アディポネクチンはメタボリックシンドロームの内因性防御因子である。

クラリスロマイシンのこういう報告って、日本がらみのばかりと思ってたが、オーストラリアのデータで、かつin humanの報告。

難治性喘息患者は、ステロイドと長時間作用型の気管支拡張薬という最大限の治療を施しても、症状がなかなか治まらない。これらに付加する治療は限定されている中で、非好酸球性の炎症をターゲットとする付加療法も必要とされている。クラリスロマイシンなどマクロライド系抗菌薬は、非好酸球性喘息のカギとなる炎症性メディエーターであるIL-8や好中球に対して有効(in vitro)という報告があり、重症の難治性喘息患者で検討してみたという話。

Clarithromycin Targets Neutrophilic Airway Inflammation in Refractory Asthma

【方法】重症難治性喘息患者45人を、クラリスロマイシン(500mg、1日2回)とプラセボにランダムに割り付け。投与は8週間。

【アウトカム】主要アウトカムは喀痰中のIL-8濃度。ほかの炎症性アウトカムは喀痰中の好中球数、好中球エラスターゼ濃度、MMP-9濃度。
臨床的アウトカムは、肺機能、高張食塩水誘発気道過敏性、喘息コントロール、QOL、症状。

【結果】クラリスロマイシン治療は有意にIL-8濃度、好中球数を減少させ、QOLスコアを改善させた。
好中球エラスターゼ濃度とMMP-9濃度も減少。これら炎症メディエーターの減少は難治性非好酸球性喘息患者にもっとも顕著であった。

【結論】クラリスロマイシン治療は、不応性喘息患者のIL-8濃度、好中球集積と活性化を調節することができる。マクロライド治療は喘息における重要な付加治療として、非好酸球性炎症の減少、特に好中球性炎症を減弱することができる。

クラリスロマイシン(クラリシッド、クラリ)とは、呼吸器感染症の治療に幅広く使用される抗菌薬で、その効果は多くの臨床例で実証されています。

気道や肺の様々な炎症、具体的には肺炎(はいえん)や気管支炎などに対して顕著な治療効果を示し、呼吸器系の健康回復に貢献します。


すみやかに消失した。本剤に対 して感受性のない検出菌を認めた症例でも治療効果がみられ,

クラリスロマイシンは小児患者にも安全に使用できる抗生物質の一つで、中耳炎や扁桃炎などの上気道感染症に罹患した小児に処方し、特にペニシリンアレルギーを有する小児患者の代替薬としての役割も重要で、小児の肺炎や気管支炎、さらにはマイコプラズマ感染症にも効果的で、体重に応じた適切な用量調整を行います。

・咽喉頭炎、急性気管支炎、扁桃炎、慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎、気管支 ..

高齢者は呼吸器感染症のリスクが高く、クラリスロマイシンの適応となる機会が多い患者群で、ただし、腎機能や肝機能の低下を考慮し、用量調整や慎重な経過観察が大切であり、特に誤嚥性肺炎や慢性気管支炎の急性増悪、市中肺炎などの治療に用いられ、高齢者施設での集団感染対策として、マイコプラズマやレジオネラなどのアウトブレイク時にも使用します。

薬事情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介(2006年1月)

クラリスロマイシンの投与期間は、罹患した疾患の性質や症状の程度に応じて柔軟に設定します。

下記疾患の解熱・鎮痛 急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む) ..

非結核性抗酸菌症、特にマイコバクテリウム・アビウム複合体(MAC)感染症の患者に対して、クラリスロマイシンは長期的な治療に用いられ、この疾患は慢性的な経過をたどるため、他の抗菌薬と併用しながら長期間の服用が必要となる患者に処方し、免疫不全患者、特にHIV感染者におけるMAC感染症の予防にも使用します。

COPD の治療に先行して工藤名誉教授の開発した、び慢性汎細気管支炎における使用な

急性の細菌感染症では通常5日から2週間程度の服用を推奨しますが、患者の体調や感染の部位によって最適な期間は変わるため、担当医の綿密な観察と判断が欠かせません。

キーワード:肺炎マイコプラズマ,クラリスロマイシン,気管支炎,感染性咳嗽,臨床試験.

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法において、クラリスロマイシンは重要な役割を果たし、プロトンポンプ阻害剤やアモキシシリンと併用して除菌治療を受ける患者に処方するだけでなく、ヘリコバクター・ピロリ菌陽性の機能性ディスペプシア患者や、胃MALTリンパ腫患者にも同様の除菌療法を行い、長期的な胃粘膜の健康維持に寄与します。

次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二 ..

・肺炎球菌の耐性のため抗菌作用はそれほど期待していないが、慢性副鼻腔炎の治療に有用な実感はある。(30歳代病院勤務医、小児科)

喘鳴・咳・痰などですが、このような症状が長期に渡ることから慢性気管支炎や気管支拡張症と ..

非定型抗酸菌症、特に肺MAC症の治療では、クラリスロマイシンを長期にわたって使用することが求められます。この難治性疾患に立ち向かう際は、以下の点に細心の注意を払います。

RSウイルス感染症におけるクラリスロマイシン投与による臨床パラメーターの改善効果.

クラリスロマイシンは呼吸器感染症以外にも、皮膚や軟部組織の感染症に罹患した患者にも使用し、特にブドウ球菌や連鎖球菌による感染症、例えば蜂巣炎や丹毒などの患者に対して効果を発揮するだけでなく、アトピー性皮膚炎や褥瘡などの慢性皮膚疾患に二次感染を起こした患者にも、その抗炎症作用と抗菌作用の相乗効果で症状の改善を促します。

よりそれぞれ 2 錠(クラリスロマイシンとして 100mg(力価))

ある医師の臨床経験を振り返ると、80歳の女性患者さんに2年間にわたってクラリスロマイシンを処方したケースが印象に残っています。

この診断には、呼気NOで喘息の炎症反応を見てしまいます。その中 ..

最初は副作用の発現を心配しましたが、こまめな検査と丁寧な説明を心がけた結果、無事に治療を完了できました。その結果、症状が劇的に改善し、体内から菌を駆逐することに成功しました。

たとえば、咳がひどくて他院でクラリスロマイシンを飲んでいた患者がいました。

マイコプラズマ、クラミジア、レジオネラなどの非定型病原体による肺炎患者に対しても、クラリスロマイシンは第一選択薬の一つとなり、これらの病原体は通常のペニシリン系抗生物質に反応しにくいため、マクロライド系抗生物質が有効で、特に若年者や学生、集団生活を送る人々に多く見られるマイコプラズマ肺炎の患者には、クラリスロマイシンの使用頻度が高くなります。

喘息様気管支炎を呈することは比較的多く、急性期には40%で喘鳴が認められ ..

ジスロマック発売後は、しばらくジスロマックの使用が多かったが、皮疹などの副作用が多く見られたのでクラリスロマイシンに戻した。(60歳代病院勤務医、一般内科)

ライド(エリスロマイシン・クラリスロマイシン)少量を長期にわたって投与する

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪期にある患者や、気管支拡張症を有する患者にも効果的で、症状の改善と再発予防に寄与するだけでなく、長期的な肺機能の維持にも貢献します。