医療用医薬品 : セレコックス (セレコックス錠100mg 他)
【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔ショック,アナフィラキシー,呼吸困難,血管浮腫,血管炎,気管支痙攣等の重篤な過敏症の発現が報告〕【11.1.2】消化性潰瘍(0.2%),消化管出血(0.1%未満),消化管穿孔〔吐血,下血(メレナ)等の症状が認められた場合は投与中止〕【11.1.3】心筋梗塞,脳卒中〔心筋梗塞,脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象が報告。[1.参照]〕【11.1.4】心不全,うっ血性心不全【11.1.5】肝不全,肝炎,肝機能障害(0.1%未満),黄疸〔肝不全,肝炎,AST,ALT,ビリルビン等の上昇,黄疸の発現が報告。[8.5参照]〕【11.1.6】再生不良性貧血,汎血球減少症,無顆粒球症〔再生不良性貧血,汎血球減少症,無顆粒球症,白血球減少症,血小板減少症の発現が報告〕【11.1.7】急性腎障害,間質性腎炎〔急性腎障害,間質性腎炎等の重篤な腎障害の発現が報告。[8.6参照]〕【11.1.8】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症,剥脱性皮膚炎〔中毒性表皮壊死融解症,皮膚粘膜眼症候群,多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症,剥脱性皮膚炎等の重篤で場合によっては致命的な皮膚症状の発現が報告。発疹,粘膜障害もしくは他の過敏症に関連する徴候が認められた場合は直ちに投与中止。[8.7参照]〕【11.1.9】間質性肺炎〔咳嗽,呼吸困難,発熱,肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT,血清マーカー等の検査を実施。間質性肺炎が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕
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疾患部が違えば無関係だ(膝の痛みで整形外科にかかっているから、循環器系の疾患に関する情報は関係ない)と考える患者もいるため、患者からの発言を待つだけでなく、薬剤師から積極的に薬剤毎に必須な病態に関して具体的に聞くように心がける。例えば、今回のセレコックスであれば、警告内容に準じた質問(「心臓の手術や脳の障害で入院したことはないですか?」など)を実施する。
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大腸ポリープ切除患者の再発予防(本邦での本剤の効能・効果ではない)を検討した海外臨床試験において、セレコキシブ200mg又は400mgを1日2回、約3年間連日投与したところ、心血管系血栓塞栓性事象の発現に用量相関的な増加(プラセボに対するリスク比:200mg 投与群 2.6、400mg 投与群 3.4)が認められている。また、他のCOX-2選択的阻害薬(ロフェコキシブ)でも、大腸ポリープ長期予防投与試験結果より、重篤な心血管系血栓塞栓性事象発現のリスクが増加することが示されている。さらに、イブプロフェンやナプロキセン等のCOX-2選択性の低い非ステロイド性消炎鎮痛薬の安全性データに関する研究報告等においても、心血管系血栓塞栓性事象発現リスクの増加がみられている。COX-2選択的阻害薬やCOX-2選択性の低い非ステロイド性消炎鎮痛薬の投与により、投与期間及び投与量に依存した心血管系血栓塞栓性事象発現のリスクは否定できないとされている。1)
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心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象が報告されている。[1.参照]
澤田教授
四半世紀にわたって医療・介護現場へ高感度のアンテナを張り巡らし、薬剤師の活動の中から新しい発見、ヒヤリ・ハット・ホット事例を収集・解析・評価し、薬剤師や医師などの医療者や患者などの医療消費者へ積極的に発信している。最近は、医薬分業(薬の処方と調剤を分離し、それぞれを医師と薬剤師が分担して行うこと)のメリットを全国民に理解してもらうためにはどのような仕組みとコンテンツが必要かや、医療・介護の分野でDXが進む中で薬剤師はどのような役割を果たすべきかなどを、日々考えている。
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セレコックスは、シクロオキシゲナーゼ(COX)のうち、炎症組織に誘発されるCOX-2の選択的阻害剤です。その主な副作用には、ショック、過敏症状、消化器症状、肝臓、腎臓、血液系の障害、重い皮膚症状が報告されています。
海外では、COX-2選択的阻害剤の投与が、心筋梗塞、脳卒中などの重篤で場合によっては致命的になる血栓塞栓性疾患のリスクを増大させ、そのリスクは 投与期間とともに大きくなると報告されています。
また、本剤の特徴として、皮膚過敏症状が他の非ステロイド系消炎鎮痛剤と比較して多いようです(アステラス製薬による)。本副作用モニターでも、過去1 年間の報告をみると、湿疹などの皮膚症状がもっとも多く、11症例報告されています。このうち7症例が重症度IIの全身性の副作用です。また、投与開始か ら2週間以内の発症が多く見られました。発症したら即、服用を中止することが原則です。
そのほか、消化器症状が3症例、血液系1症例(白血球減少)、肝機能悪化1症例、発熱1症例が報告されています。
胃腸障害は少ないといわれていますが、発現頻度は従来の非ステロイド系消炎鎮痛剤とあまり差がありません。副作用を回避するためにも、添付文書に記載さ れているように、最少有効量を可能な限り短期間に投与し、漫然と長期に使用しないことが大事です。
また、顔面蒼白、冷汗、息切れ、ろれつが回らない、胸の痛み、体の一部が麻痺するなどは、重大な副作用の初期症状の恐れもあるので見逃してはなりませ ん。皮膚過敏症の注意を含め、これについても患者に説明し、服薬指導をきちんとすることが重要です。
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1.関節リウマチ:セレコキシブとして1回100〜200mgを1日2回、朝・夕食後に経口投与する。
2.変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、腱・腱鞘炎:セレコキシブとして1回100mgを1日2回、朝・夕食後に経口投与する。
3.手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛:セレコキシブとして初回のみ400mg、2回目以降は1回200mgとして1日2回経口投与する。なお、投与間隔は6時間以上あける。頓用の場合は、初回のみ400mg、必要に応じて以降は200mgを6時間以上あけて経口投与する。但し、1日2回までとする。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.本剤を使用する場合は、有効最小量を可能な限り短期間投与することに留め、長期にわたり漫然と投与しない。
2.慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対する使用において、本剤の投与開始後2〜4週間を経過しても治療効果に改善が認められない場合は、他の治療法の選択について考慮する。
3.急性疾患(手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対する使用において、初回の投与量が2回目以降と異なることに留意し、また、患者に対し服用方法について十分説明する。
4.本剤の1年を超える長期投与時の安全性は確立されておらず、外国において、本剤の長期投与により、心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象の発現を増加させるとの報告がある。
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セレコックス錠(R)(セレコキシブ)は、COX(シクロオキシゲナーゼ)-2選択的阻害作用を持つ非ステロイド系消炎鎮痛剤です。効能は関節リウマチ及び変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎で、おもに整形外科領域で使用されています。
当副作用モニターには、2008年度から2009年度上半期までに11症例が報告されました。内容は、発疹などの皮膚過敏症状が6件、肝機能障害2件、 嘔気1件、便秘1件、白血球減少1件、動悸1件でした。
COX-1は、胃粘膜保護(PGE2やPGI2を産生して、胃粘膜の血流を維持し、粘液産生を増加させる)、血小板凝集の抑制や促進(PGI2、 TXA2の産生)、腎血流量の増加などの、生理機能の維持に関与しています。COX-2は炎症細胞に一過性に発現すると言われています。
セレコキシブは、COX-1よりCOX-2を選択的に阻害するため、消化管障害の少ない抗炎症鎮痛剤として発売されました。その後、外国で「長期の使用 で重篤な心血管障害の発症リスクを高める」という報告がなされたため、警告が添付文書に記載されました。内容は「外国において、COX-2選択的阻害剤等 の投与により、心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象のリスクを増大させる可能性があり、これらのリスクは使用期間と ともに増大する可能性があると報告されている」というものです。
当副作用モニター報告には今回、心血管系の副作用はありませんでしたが、症例の背景をみると、心房細動、狭心症、多発性脳梗塞などの疾患をもつ患者が 11症例中3例ありました。年齢分布も50代1人、70代4人、80代5人、90代1人と高齢者が大多数でした。
セレコキシブの長期使用での安全性は確立していません。効果判定を迅速にし、漫然と長期に使用しないよう注意し、心血管系の副作用についてチェックが必 要です。
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[PDF] セレコキシブ錠 100㎎・200㎎「ニプロ」 を服用される患者さんへ
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、血管浮腫、血管炎、気管支痙攣等の重篤な過敏症の発現が報告されているので、このような症状が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行う。
2).消化性潰瘍、消化管出血、消化管穿孔:消化性潰瘍、消化管出血、消化管穿孔の発現が報告されているので、吐血、下血(メレナ)等の症状が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行う。
3).心筋梗塞、脳卒中:心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象が報告されているので、このような症状が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行う。
4).心不全、うっ血性心不全:心不全、うっ血性心不全の発現が報告されているので、このような症状が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行う。
5).肝不全、肝炎、肝機能障害、黄疸:肝不全、肝炎、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、ビリルビン上昇等、黄疸の発現が報告されているので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
6).再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症:再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少症、血小板減少症の発現が報告されているので、このような異常が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行う。
7).急性腎障害、間質性腎炎:急性腎障害、間質性腎炎等の重篤な腎障害の発現が報告されているので、定期的に腎機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
8).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎:中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎等の重篤で場合によっては致命的な皮膚症状の発現が報告されているので、観察を十分に行い、発疹、粘膜障害もしくは他の過敏症に関連する徴候が認められた場合は直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
9).間質性肺炎:間質性肺炎が現れることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT、速やかに血清マーカー等の検査を実施し、間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).全身:倦怠感、口渇、末梢性浮腫、悪寒、全身浮腫、疲労、ほてり、体重増加、インフルエンザ様疾患。
2).精神神経系:傾眠、頭痛、浮動性眩暈、味覚異常、酩酊感、体位性眩暈、感覚鈍麻、意識レベル低下、不眠症、睡眠障害、錯乱状態、不安、幻覚、筋緊張亢進、無嗅覚。
3).肝胆道系:ALT増加(GPT増加)、AST増加(GOT増加)、γ−GTP増加、Al−P増加、血中ビリルビン増加、尿ウロビリノーゲン陽性。
4).代謝・栄養:BUN増加、CK増加(CPK増加)、食欲不振、LDH増加、尿糖陽性、糖尿病、血中カリウム増加、血中ナトリウム増加。
5).消化器:腹痛、口内炎、下痢、便潜血陽性、悪心、鼓腸、消化不良、便秘、胃炎、口内乾燥、舌障害、嘔吐、口角糜爛、腹部膨満、上腹部痛、胃不快感、胃腸障害、舌炎、口腔内痛、食道炎、口の感覚鈍麻、アフタ性口内炎、口腔粘膜水疱形成、心窩部不快感、胃腸炎、歯の脱落、口腔内潰瘍、嚥下障害、胃食道逆流性疾患、膵炎、憩室、過敏性腸症候群、痔出血、排便回数増加。
6).泌尿器:β2−マイクログロブリン増加、NAG増加、尿潜血陽性、尿蛋白陽性、多尿、尿閉、頻尿、腎機能障害、腎結石症、良性前立腺肥大症、前立腺炎、PSA増加、血中クレアチニン増加。
7).循環器:高血圧、潮紅、動悸、高血圧増悪、循環虚脱、不整脈、頻脈、洞性徐脈、狭心症、不安定狭心症、大動脈弁閉鎖不全症、冠動脈硬化症、心室肥大、深部静脈血栓症、血腫。
8).呼吸器:咽頭炎、鼻出血、鼻咽頭炎、気管支炎、咳嗽、鼻炎、副鼻腔炎、呼吸困難、発声障害。
9).皮膚:発疹、皮膚そう痒症、顔面浮腫、紅斑性皮疹、湿疹、蕁麻疹、薬疹、点状出血、斑状丘疹状皮疹、皮膚乾燥、頭部粃糠疹、多汗、皮膚炎、紅斑、斑状出血、光線過敏性反応、脱毛症、水疱性皮膚炎。
10).感覚器:耳鳴、回転性眩暈、耳痛、霧視、眼そう痒症、硝子体浮遊物、結膜出血、聴力低下。
11).その他:背部痛、筋硬直、関節痛、四肢痛、不正子宮出血、月経障害、ウイルス感染、細菌性腸炎、頚部痛、貧血、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン増加、真菌感染、細菌感染、ヘリコバクター感染、尿路感染、上気道感染、耳感染、帯状疱疹、丹毒、創傷感染、歯肉感染、迷路炎、アレルギー増悪、無菌性髄膜炎、筋痙縮、脂肪腫、ガングリオン、膣出血、乳房圧痛、卵巣嚢胞、閉経期症状、血中テストステロン減少、上顆炎、腱断裂、骨折、損傷。
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[PDF] 非ステロイド性消炎・鎮痛剤(COX-2選択的阻害剤) セレコキシブ錠
掲載する情報は、医療関係者を対象に作成されたもので、一般の方に対する情報提供を目的としたものでないことをご了承ください。
・具体的な相談については、主治医やかかりつけの薬剤師にご相談ください。
・自己判断で服用を中止しないでください。
・治療・処方に関する個別の相談には応じかねます。
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[PDF] セレコックス錠 100mg セレコックス錠 200mg
掲載する情報は、医療関係者を対象に作成されたもので、一般の方に対する情報提供を目的としたものでないことをご了承ください。
・具体的な相談については、主治医やかかりつけの薬剤師にご相談ください。
・自己判断で服用を中止しないでください。
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・この薬の使用により、重篤で場合によっては死に至る心筋梗塞、脳卒中などが
(警告)
外国において、シクロオキシゲナーゼ(COX)−2選択的阻害剤等の投与により、心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象のリスクを増大させる可能性があり、これらのリスクは使用期間とともに増大する可能性があると報告されている。
(禁忌)
1.本剤の成分又はスルホンアミドに対し過敏症の既往歴のある患者。
2.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎・鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重症喘息発作を誘発する恐れがある]。
3.消化性潰瘍のある患者[消化性潰瘍を悪化させる恐れがある]。
4.重篤な肝障害のある患者[肝障害を悪化させる恐れがある]。
5.重篤な腎障害のある患者[腎障害を悪化させる恐れがある]。
6.重篤な心機能不全のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用に基づくナトリウム・水分貯留傾向があるため心機能を悪化させる恐れがある]。
7.冠動脈バイパス再建術の周術期患者[外国において、類薬で心筋梗塞及び脳卒中の発現が増加するとの報告がある]。
8.妊娠末期の女性。
(慎重投与)
1.心血管系疾患又はその既往歴のある患者。
2.心機能障害のある患者[水、ナトリウムの貯留が起こる可能性があり、心機能障害を悪化させる恐れがある]。
3.高血圧症のある患者[水、ナトリウムの貯留が起こる可能性があり、血圧を上昇させる恐れがある]。
4.消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させる恐れがある]。
5.非ステロイド性消炎・鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者[ミソプロストールは非ステロイド性消炎・鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与する]。
6.気管支喘息のある患者[喘息発作を誘発する恐れがある]。
7.肝障害又はその既往歴のある患者[これらの患者では血中濃度が高くなるとの報告があるので、用量を減らすなど慎重に投与する]。
8.腎障害又はその既往歴のある患者[腎血流量低下及び水、ナトリウムの貯留が起こる可能性があり、腎障害を悪化又は再発させる恐れがある]。
9.高齢者。
(重要な基本的注意)
1.本剤の投与により、心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象が発現する恐れがあるので、観察を十分に行い、これらの徴候及び症状の発現には十分に注意する。
2.本剤には血小板に対する作用がないので、心血管系疾患予防の目的でアスピリンの代替薬として使用しない。抗血小板療法を行っている患者については、本剤投与に伴い、その治療を中止してはならない。
3.国内で患者を対象に実施した臨床試験ではCOX−2に対して選択性の高い本剤と選択性の低い非ステロイド性消炎・鎮痛剤による消化管の副作用発現率に差は認められなかった。特に、消化管障害発生のリスクファクターの高い患者への投与に際しては副作用の発現に十分な観察を行う。
4.本剤の投与により、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)等の重篤で場合によっては致命的な皮膚症状が発現する恐れがあり、多くの場合、これらの事象は投与開始後1カ月以内に発現しているので、治療初期には特に注意する。
5.慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。
1).慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、定期的あるいは必要に応じて臨床検査(尿検査、血液検査、腎機能検査、肝機能検査、心電図検査及び便潜血検査等)を行い、異常が認められた場合には、休薬や投与中止等の適切な処置を行う。
2).慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、消炎・鎮痛剤による治療は原因療法ではなく、対症療法であることに留意する。また、薬物療法以外の療法も考慮する。
6.急性疾患(手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。
1).急性疾患(手術後・外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対し本剤を用いる場合には、急性炎症及び疼痛の程度を考慮し、投与する。
2).急性疾患(手術後・外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対し本剤を用いる場合には、原則として長期投与を避ける。
3).急性疾患(手術後・外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対し本剤を用いる場合には、原因療法があればこれを行い、本剤を漫然と投与しない。
7.他の消炎・鎮痛剤<心血管系疾患予防の目的で使用するアスピリンを除く>との併用は避けることが望ましい。
8.本剤で報告されている薬理作用により、感染症を不顕性化する恐れがあるので、感染症の発現に十分に注意し慎重に投与する。
9.浮動性眩暈、回転性眩暈、傾眠等が起こることがあるので、自動車の運転等危険を伴う作業に従事する場合には注意させる。
(相互作用)
本剤は、主として薬物代謝酵素CYP2C9で代謝される。また、本剤はCYP2D6の基質ではないが、CYP2D6の阻害作用を有する。
併用注意:
1.ACE阻害剤(エナラプリルマレイン酸塩、イミダプリル塩酸塩、テモカプリル塩酸塩等)、アンジオテンシン2受容体拮抗剤(カンデサルタンシレキセチル、バルサルタン、ロサルタンカリウム等)[非ステロイド性消炎・鎮痛剤(NSAID)はアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤の降圧効果を減弱させる可能性があるとの報告があるので、本剤とACE阻害剤又はアンジオテンシン2受容体拮抗剤との相互作用は明らかではないが、併用する場合は相互作用の起こる可能性を考慮する(なお、リシノプリルを併用した臨床試験では、顕著な血圧変化は認められなかったとの報告がある)(他のNSAIDでは、腎臓におけるプロスタグランジン合成阻害によると考えられている)]。
2.フロセミド、チアジド系利尿剤(トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等)[患者によっては他のNSAIDがフロセミド及びチアジド系利尿剤のナトリウム排泄作用を低下させることが示されているので、本剤と、フロセミド又はチアジド系利尿剤との相互作用は明らかではないが、併用する場合は相互作用の起こる可能性を考慮する(他のNSAIDでは、腎臓におけるプロスタグランジン合成阻害によると考えられている)]。
3.アスピリン[本剤と低用量アスピリン(1日325mg以下)を併用した場合、本剤のみを服用したときに比べて消化性潰瘍・消化管出血等の発生率が高くなることが報告されている(アスピリンの併用によりNSAIDの消化性潰瘍・消化管出血等を助長させると考えられている)]。
4.抗血小板薬(クロピドグレル等)[本剤と抗血小板薬を併用した場合、本剤のみを服用したときに比べて消化管出血の発生率が高くなることが報告されている(これらの薬剤は血小板凝集抑制作用を有するため、NSAIDの消化管出血を助長させると考えられている)]。
5.リチウム[リチウムの血漿中濃度が上昇しリチウムの作用が増強する恐れがあるので、リチウム使用中の患者に本剤の投与を開始又は中止するときには十分に患者をモニターする(機序は明らかではないが、腎排泄を阻害するためと考えられている)]。
6.フルコナゾール[本剤の血漿中濃度が上昇し本剤の作用が増強する恐れがあるので、フルコナゾール使用中の患者には本剤の投与を低用量から開始する(CYP2C9による本剤の代謝を阻害すると考えられている)]。
7.フルバスタチン[本剤・フルバスタチンの血漿中濃度が上昇し本剤・フルバスタチンの作用が増強する恐れがある(CYP2C9による本剤の代謝を阻害するため、また本剤と同じCYP2C9で代謝されるためと考えられている)]。
8.クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)[プロトロンビン時間が延長する恐れがあり、海外で特に高齢者において、重篤で場合によっては致命的な出血が報告されているので、ワルファリン使用中の患者に本剤の投与を開始あるいは用法を変更する際には十分注意して観察する(CYP2C9を介する代謝の競合阻害によると考えられている)]。
9.パロキセチン[本剤の血漿中濃度が低下し、パロキセチンの血漿中濃度が上昇したので、本剤の作用が減弱し、パロキセチンの作用が増強する恐れがある(CYP2D6の阻害作用によると考えられている)]。
10.デキストロメトルファン[デキストロメトルファンの血漿中濃度が上昇しデキストロメトルファンの作用が増強する恐れがある(CYP2D6の阻害作用によると考えられている)]。
11.制酸剤(アルミニウム製剤、マグネシウム製剤等)[本剤の血漿中濃度が低下し本剤の作用が減弱する恐れがある(機序は明らかでない)]。
(高齢者への投与)
高齢者では患者の状態を観察しながら、慎重に投与する[一般に高齢者では生理機能が低下している]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦等:
1).妊娠末期には投与しない[妊娠末期のマウス及びヒツジへの投与において、胎仔動脈管収縮が報告されている]。
2).妊婦<妊娠末期以外>又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与し、投与する際には、必要最小限にとどめ、適宜羊水量を確認するなど慎重に投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。培養細胞を用いた染色体異常試験において、細胞毒性が認められる濃度で染色体の数的異常(核内倍加細胞増加)が、生殖発生毒性試験で着床後死亡数増加や死産増加、横隔膜ヘルニア、胎仔体重減少等が認められている(またラットにおいて本剤が胎仔に移行することが報告されている)]。
2.授乳婦:授乳中の女性に投与する場合には授乳を避けさせる[ヒト母乳中への移行が報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
外国におけるクロスオーバー二重盲検比較試験において、本剤非投与時に比べて本剤投与時に排卵障害の割合が増加したとの報告がある。また、他の非ステロイド性消炎・鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的不妊が認められたとの報告がある。
(取扱い上の注意)
安定性試験結果の概要:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
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医療用医薬品 : セレコキシブ (セレコキシブ錠100mg「ニプロ」 他)
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