※ SGLT2阻害薬:スーグラ・フォシーガ・ルセフィー・ジャディアンス


“DAPA Care”は、フォシーガの心血管、腎、臓器保護作用を評価する一連の臨床プログラムです。終了済みおよび進行中の試験を含め35,000例以上の患者さんを対象とする35件以上の第IIb/III相試験から構成されており、フォシーガはこれまでに250万患者年以上に処方されています。またフォシーガは、現在、2型糖尿病合併の有無に関わらず、駆出率が保たれた心不全患者さんを対象として有効性を評価するDELIVER第Ⅲ相試験および急性心筋梗塞(MI)または心臓発作発症後の非2型糖尿病患者さんを対象とした第Ⅲ相DAPA-MI試験が進行中です。DAPA-MI試験は、この種の試験では初めてとなる適応症追加を目的としたレジストリに基づく無作為化比較対照試験です。



次に、健康診断で尿糖の検査をおこなう理由を説明します。

尿糖は、血糖値が、160~180mg/dlを超えた場合に陽性になります。

言い換えると、尿を取る前のどこかで、血糖値が160~180mg/dlより高くなると、尿糖が陽性になります。

(*妊娠中は血糖値が正常でも尿糖陽性になります。)



では、血糖値が、160mg~180mg/dlを超える状態とはどういう状態でしょうか?

健常者の血糖値は、一日を通して、100mg/dl前後に維持されています。

しかし、糖尿病になり、血糖値が高くなると、160mg/dlを上回ることがおこります。

初期の糖尿病で血糖が上がりやすいのは、糖分をたくさん摂取した食後です。






尿糖の有無を調べる場合には、尿中のブドウ糖の量を測定することも可能ですが、一般的には、簡便な試験紙法を用います。

試験紙法の原理は、グルコースオキシダーゼ法が一般的です。

尿糖検査の結果は、(-)(+-)(+=1+)(2+)(3+)(4+)などと表記されます。

+の数が多いほど、尿中のブドウ糖が多いことを示します。

どのくらいのブドウ糖が尿中に漏れているのかは、尿試験紙のメーカーによって、+の基準が異なるため、一概には言えません。

多くの試験紙では、(+-)以上は異常である、つまり、健常者でみられるよりも多くのブドウ糖が尿中に漏れていることを示します。

尿試験紙の例として、
アークレイ社 オーションスティックスのブドウ糖の表記を確認すると、

尿糖:
(+-) 50mg/dl、 (+)100mg/dl、
(2+)200mg/dl、(3+)500mg/dl、
(4+)1000mg/dl となっています。

健常者の尿中のブドウ糖の量は、20mg/dlまでですので、(+-)は、異常と判断されます。



その他のメーカーとして、テルモが販売しているウリエースKcがあります。

ウリエースKcでは、
尿糖:
(+-)50mg/dl、 (+)100mg/dl、
(++)500mg/dl、
(+++)2000mg/dl
となります。

(+-)以上だと、尿糖は基準値よりも多くなります。



血糖値が高くなるほど、尿中へのブドウ糖の排泄量は多くなります。

そのため、尿中にブドウ糖が多く漏れている(=+が多い)ほど、血糖値が高いと考えても差し支えないでしょう。

最後に、尿糖の検査は、

① 尿は濃くなったり、薄くなったりする。

② ビタミンC(アスコルビン酸)を多量摂取すると、陰性化することがある。

ため、あくまでスクリーニングであり、正確な値を知ることはできません。

実際の血糖値や一日の尿糖の量を知るためには、別の検査が必要です。



[PDF] フォシーガ錠を服用される 1型糖尿病の方・ご家族の方へ

フォシーガは、米国において、成人2型糖尿病における血糖コントロール改善のための食事および運動療法の補助療法として承認され、また、第Ⅲ相 CVアウトカム試験の結果に基づき、標準治療への追加療法で、成人2型糖尿病における心不全入院および心血管死のリスク低下の適応 *を取得しています 12。また、フォシーガは第Ⅲ相 、第Ⅲ相 試験の結果に基づき、2型糖尿病合併の有無に関わらず、 、および として承認された最初のSGLT2阻害剤です 1,13

フォシーガ錠は5mgと10mgがあり、必要性や用途に応じて量を調整していきます。

フォシーガ(ダパグリフロジン)は、1日1回、経口投与のファーストインクラスの選択的SGLT2阻害剤です。研究により、心腎疾患の予防および進展抑制、ならびに各臓器の保護に対するフォシーガの有効性が示され、心臓、腎臓および膵臓の臓器間の基本的な関連性を示す重要な知見が得られました 1,12,13。これらの臓器の一つでも損傷を受けると、他の臓器の機能低下を引き起こし、全世界で主要な死因となっている2型糖尿病、心不全およびCKDを含む疾患の発症につながります 14-16

DAPA-CKD試験は、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージの2~4、かつ、アルブミン尿の増加が確認された4,304例を対象に、フォシーガ10mg投与による有効性と安全性をプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験です。フォシーガ は1日1回、ACEiもしくはARBによる治療と併用されました。複合主要評価項目は、腎機能の悪化もしくは死亡(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、心血管または腎不全による死亡)リスクでした。副次評価項目は、腎機能の複合評価項目(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、腎不全による死亡)、心血管死もしくは心不全による入院、および全死因死亡のいずれかの初発までの期間でした。試験は日本を含む21カ国で実施されました 1。結果は に掲載されました 1


尿糖(糖尿)の解説 ー 尿糖 プラス 1+ 2+ 3+ 4+ の意味とは

こちらの患者さんは30歳代の男性で、健康診断受診のために当院へお越しになりました。もともと血圧が高めで降圧剤を服用していたほか、近年は体...

SGLT2阻害薬服用患者さんへの「尿糖測定マネージメント」の有用性

CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患です(eGFRの低下、あるいは腎臓の障害を示唆する指標の変化、もしくはその両方が、最低3カ月間認められた場合と定義されています 4。CKDを発症する最も一般的な原因疾患は、糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎です 10。CKDは高い有病率や、心不全や若年死をもたらす心血管イベントリスクの増加に関与しています。CKDの最も重篤な状態は末期腎不全(ESKD)と呼ばれ、腎障害および腎機能低下が進行し、血液透析や腎移植を必要とする状態となります 2。CKD患者さんの多くはESKDになる前に心血管系の原因によって死亡しています 11。現在、日本におけるCKD患者数は、約1,300万人と推定されています 6

[PDF] SGLT2 阻害薬投与前後の血糖ならびに 尿量変化について


尿は、腎臓で血液を濾して作っていることを説明しました。

血液が濾されて、原尿ができた時には、ブドウ糖はたくさん含まれていますが、体外にでるまでに、再吸収されて、尿は無糖に近い状態になります。

(健常者でも、尿には2-20mg/dlの少量のブドウ糖は含まれており、完全な無糖ではありません。)

では、どうして、尿中にブドウ糖が漏れてくるのでしょうか?

その理由は、原尿から大切な物質は再吸収しているものの、この再吸収する能力には限界があるからです。

例えば、ブドウ糖であれば、血液中のブドウ糖の濃度(=血糖値)が、160〜180mg/dl を超えて高くなると、尿細管で再吸収しきれなくなり、尿にブドウ糖がもれてきます。

つまり、という事を意味しています。

(* 血糖値が正常範囲でも、生来体質的に、尿糖を再吸収する閾値が低く、尿中にブドウ糖が漏れる腎性糖尿の方もいます。)

参考文献:

対象は、2014年4月~2018年10月までに東邦大学医療センター大森病院で,糖尿病にお.

SGLT-2阻害薬はこの尿細管での糖の吸収を抑えて、そのまま尿の一緒に糖分を排泄するようにします。

フォシーガ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)


皆さんは、尿がどのようにして、作られているか、御存じでしょうか?

尿は、血液を腎臓で濾過することで作られています。

イメージとしては、水道の蛇口につける濾過機を想像して下さい。

濾過機は、汚水をフィルターに通すことで、不純物を除き、キレイな水にする事ができます。

腎臓は、体内の血液中の不要物を尿として体外にだす働きがあり、その働きは、濾過機に似ています。

濾過機は、ただ液体をろ過してして、不要物を除去しているだけですが、

腎臓は、蛇口につける濾過機よりも、ずっと高性能であり、多くの機能をもちます。

腎臓が尿を作る際には、下記の順番で作っています。

① 血液を毛細血管のかたまりである糸球体で濾過して、原尿(=ろ過した血液)を作ります。

② 原尿(=ろ過した血液)を、尿細管と呼ばれるところなどで、体にとって大切な物質(例:水分・電解質・栄養素など)を再吸収します。

③ 残った老廃物・水分を尿として体外にだします。

原尿を、そのまま体外にださずに、再吸収している理由は、

健常者では、原尿は、1日あたり約150リットルに及ぶため、水分を再吸収せずに、そのまま排泄すると死んでしまうからです。

また、原尿の中には、ブドウ糖や電解質などの生命維持に必要な物質が多量に含まれており、それらも再吸収しています。



参考文献:

注意点 | フォシーガ錠 | 小野薬品の薬を使用されている方へ

フォシーガは糖尿病の治療薬として使われていましたが、血糖値を下げるだけでなく腎機能を保護する効果も期待され、糖尿病の患者さんには積極的に使用されていました。

尿検査(尿糖)において注意点を1つ! 糖尿病治療薬にSGLT2阻害薬という ..

アストラゼネカの子会社であるアストラゼネカ株式会社は、2013年、フォシーガに関して、小野薬品工業株式会社 と日本におけるコ・プロモーション契約を締結しました。本契約に基づき、小野薬品工業株式会社はフォシーガの日本における流通および販売を担い、アストラゼネカ株式会社と2型糖尿病、1型糖尿病および慢性心不全においてコ・プロモーションを実施しています。両社は慢性腎臓病においてもコ・プロモーションを行います。

今回の研究の目的は、アルブミン尿を合併した2型糖尿病患者さんを対象として,糖尿病治療薬であるSGLT2阻害

フォシーガ は、 および においても2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDの治療薬として承認を取得しており、現在世界のその他の国においても審査が進行中です。フォシーガは2型糖尿病成人患者さんの血糖コントロールを改善する食事および運動療法の補助療法、および1型糖尿病 の成人患者さんに対するインスリンの補助療法を適応としています。また、本剤は2型糖尿病合併の有無に関わらず、左室駆出率が低下した慢性心不全の成人患者さんの治療薬としても承認されています。

4)。 EMPA-KIDNEY 試験(糖尿病患者 46%)では,正常アルブ

ただし、フォシーガの腎保護効果について明らかになっていることと、明らかになっていないことがあり、積極的に使用したい場合とそうではない場合を筆者の主観で以下のように分けてみました。

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SGLT-2阻害薬は尿から余分な糖分を排泄する作用して、血糖値の調整をおこなう薬です。