フォシーガは糖質制限ダイエットに近い働きをしていると言えるでしょう。


長期的には、心血管疾患の合併症のリスクを高めます。しかし、糖尿病薬を止めて、血糖値が少し高いくらい(200mg/dL)では、ほとんど無症状です。もう少し高く(300〜400mg/dL)なると、のどが渇いたり、疲れやすくなったりしますが、これらの症状は血糖値が正常でも起こりがちな症状なので、自覚症状はないでしょう。
血糖値がさらに高く500mg/dL以上になると、吐き気や嘔吐、意識消失、昏睡などの危険な状態になる可能性があります。


尚、他の糖尿病のお薬と同様、”シックデイ”と呼ばれる食事できない程体調が悪い時は、”ケトアシドーシス”と呼ばれる合併症が起こるリスクが上がる為、休薬が望まれます。

SGLT2阻害薬のうち、フォシーガ(ダパグリフロジン)及びジャディアンス(エンパグリフロジン)については、

フォシーガを使用すると、脂肪をため込みにくくなると言えるでしょう。

フォシーガには脂肪の代謝をアップさせる効果も期待できます。フォシーガの服用によって、エネルギー源として脂肪が使われるためです。

阻害薬は糖尿病治療のために作られた薬なのですが、近年の研究で心臓・腎臓を傷めてしまった患者さんに大きな利益をもたらされることが実証されており、最近では糖尿病がなくても心不全・慢性腎臓病を患っている患者さんに阻害薬を投与しましょう、という動きが加速しています。

上図は阻害薬を内服した人、そうでなかった人の心臓病の発生率を比べた研究なのですが、青色の線の「」と書かれた阻害薬を内服した人達において、心臓病の発生率が内服後年、年・・・と経過するにつれてどんどん下がっていき差がついていることが伺えます。これまで糖尿病の薬でこれだけ心臓病の発生率を低下させた薬はありませんでしたので、とても大きなインパクトがありました。

実際に糖尿病のない心不全患者さんに導入して低血糖になったことは経験したことがありません。


注意点 | フォシーガ錠 | 小野薬品の薬を使用されている方へ

フォシーガは余分な糖を尿と一緒に体の外に出すことで、体重減少の効果が期待できます。1日約85gのブドウ糖を排出し、これは約340キロカロリーに相当します。

低血糖を起こす可能性は低いと言われています。 服用に際しての注意点

基本的にはブドウ糖を摂取すれば回復します。糖尿病薬を使用している場合には、低血糖の対処のためにブドウ糖を常に持参しているといいでしょう。持参していない時に低血糖を起こした場合には、糖分がたくさん入った甘いジュースを購入して飲みましょう。ただしα-グルコシダーゼ阻害薬という糖分の分解を抑制する薬の場合は、ブドウ糖でなければなりません。

フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

フォシーガのダイエット効果があらわれるまでの期間は個人差がありますが、服用開始してから24週間後に2〜3kg体重が減少したという報告があります。

・1型糖尿病に対して使用する場合は、低血糖のリスクを軽減するために、必要に ..

尚、必要以上の糖は排泄しませんので、SGLT2阻害薬単独では低血糖になるリスクは非常に低いとされています。

フォシーガ錠を処方するときに、上表を用いて問診を行ってください。

糖尿病薬を飲み続けると、ブドウ糖で血管が傷むことを回避できるので、心血管系の合併症が起こるのを防げます。
しかしSU薬という種類の薬を5~10年間以上飲んでいると、膵臓のβ細胞が弱ってきてインスリンをつくれなくなるということが起きて、糖尿病が悪化してしまう可能性があります。変更するか減量した方がよいので、医師に相談してください。

糖尿病治療薬について | きむら内科小児科クリニック | 名古屋市緑区

肥満を合併する、インスリン血糖値を下げるホルモンは潤沢に出ているが、それがうまく効いていない「インスリン抵抗性」が想定される患者さんでは優先順位第位、肥満のない、インスリンを自前で作る力がもともと体質的に弱い「インスリン分泌不全」が想定される患者さんでは優先順位は下位となっています。上述の通り、「インスリン分泌不全」タイプの患者さんでは合併症のリスクが高まるため、あまり優先して投与する薬ではないのですが、日回の内服で済む血糖降下作用の高い薬ですので、やせ型の「インスリン分泌不全」タイプの患者さんであっても、適切に他の薬と組み合わせて処方することがあります。

SGLT2阻害薬 安全に使ってその有効性を最大限維持させましょう

GLP1受容体作動薬やSGLT2阻害薬は、体重を減らす効果があります。GLP1製剤は食欲を抑えるので、体重減少を期待できます。しかしSGLT2阻害薬については、糖が排泄されることに伴う減少なので、食欲をコントロールできない場合に体重は減らず、増えてしまうかもしれません。

多量の飲酒は、脱水やホルモン分泌異常、内因性のグルコース産生の低下などを招いて、ケトアシドーシス

毎回出している「型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」を見ると、肥満・非肥満によって薬物選択の優先順位が少し異なることがわかります。

フォシーガ錠10mg(アストラゼネカ株式会社)の基本情報・副作用

A.副作用のリスクはフォシーガに限った話ではありません。一概に危険とは言えないでしょう。フォシーガは医師の処方のもと、正しく服用すれば効果の期待できる薬です。個人輸入や自己判断での服用は絶対にやめましょう。

フォシーガ錠とは、糖尿病、心不全、腎不全に使用される薬で、尿といっしょに糖を出すことで血糖 ..

SGLT2阻害薬には、フォシーガ(ダパグリフロジン)・ジャディアンス(エンパグリフロジン)・カナグル(カナグリフロジン)・スーグラ(イプラグリフロジン)・ルセフィ(ルセオグリフロジン)・デベルザ(トホグリフロジン)などがあります。

単剤で使用すると低血糖リスクの危険性が少ないことや体重を減少させる ..

A.フォシーガの副作用として脱水症状や低血糖でだるさを感じる可能性があります。だるさを感じた場合は医師に相談しましょう。

フォシーガ(SGLT2阻害薬)ってどんなお薬? 効果・効能、副作用

フォシーガは、必ず医師の指示のもとで正しく使用しましょう。医師による診察や血液検査を受けることによって、副作用を早期に発見できます。

1型糖尿病患者さんにおいてインスリン製剤を減量する場合、ケトアシドーシスなどのリスクが高まるため、過度の減量に注意してください。 ..

血糖値を下げる作用はブドウ糖の濃度に依存するため、単独の使用では低血糖となる可能性が少ない薬です。体重が増加しにくい薬です。

フォシーガとは?(SGLT-2阻害薬:腎臓病の新しい治療薬として)

余談ですが、阻害薬は余分な糖の排泄、尿量増加によるダイエット効果が期待できるため、一部の自由診療クリニックなどで若年女性などをターゲットに、糖尿病ではないがダイエットをしたい、という方に向けて自費で処方されているようです。しかし、これまで述べてきたような注意点に留意し、処方に精通した医師が慎重に投与すべき薬と考えますので、私はあまり好ましくないことだと考えています。