セマグルチドは、クリアランスが小さくなるよう設計されており、それによりヒトにおける終末相


8.2. 本剤の消失半減期は長いので、本剤中止後も効果が持続する可能性があるため、血糖値の変動や副作用予防、副作用発現時の処置について十分留意すること〔16.1参照〕。


これまで糖尿病シリーズとして、色々なテーマを取り上げてきましたが、今回は最近発売された薬について取り上げていきたいと思います。
今回取り上げるのは、世界で初めてホルモンであるGLP-1受容体作動薬を内服できるようになったリベルサス®です。

8.7. 胃腸障害が発現した場合、急性膵炎の可能性を考慮し、必要に応じて画像検査等による原因精査を考慮する等、慎重に対応すること〔9.1.1、11.1.2参照〕。

消失半減期(t1/2)の平均は約 1 週間〔2 型糖尿病患者における t1/2 の推定値は 145

繰り返しになりますが、ホルモンを内服するために色々な工夫がされていますが、一般的な薬と同じように飲めるわけではありません。特に、食事など胃の内容物の影響を強く受けてしまうため、次のポイントを守る必要があります。
① 必ず空腹時に内服する。
食事の影響を強く受けるため、とされています。色々なデータを見ると、少なくとも食事から6時間は空けて内服しないと効果を得ることができないため、眠前に内服するのは現実的には難しいかもしれません。
② コップ約半分(約120ml以下)の、水で1錠を内服する。
空腹時内服を聞くと、骨粗しょう症治療薬のビスホスホネート製剤を思いだす方も多いと思います。ビスホスホネート製剤は多めの水で内服しますが、。また、
③ 服用後は少なくとも30分は飲食、他の薬の内服などは避ける。
これも食事の影響を受けないようにする対策の1つです。実は、30分よりも1時間程度絶飲食とした方が吸収される薬の量は多くなるようです。

リベルサス®は、まず、1日1回3㎎でスタートし、4週間以上連日内服した後7㎎、さらに4週間以上内服した後、効果不十分な場合、14㎎まで増量することが可能です。実は、胃粘膜から吸収されるセマグルチドは投与量の約1%程度であり、4週間内服し続けることで、注射のオゼンピック®0.25㎎の定常状態の血中濃度とほぼ同じになるといわれています。よって、オゼンピック®のプロトコルと同じように4週間の継続内服が必要になるのです。

何をおいても、今まで注射でしか使用できなかったGLP-1受容体作動薬が内服できるようになったことから、自己注射が治療の律速になっていた患者さんにも選択肢として検討できることが一番のメリットと言えるでしょう。さらに、腎機能低下、肝機能低下のある患者さんにも使用できることから、高齢者でも安心して使用することができると考えられます。
また、BMIが大きくなれば大きくなるほど効果が出にくくなるDPP-4阻害薬からGLP-1受容体作動薬に切り替える症例を多く見るようになってきた昨今、この内服薬がDPP-4阻害薬から切り替える選択肢となることもあるかもしれません。右の薬価を参照していただくと、リベルサス®開始量の3㎎であれば、DPP-4阻害薬の1日薬価と比べても、決して高くありません。肥満患者さんへの効果が薄くなる症例にDPP-4阻害薬を使用し続けるより、リベルサス®を試してみる価値があるかもしれません。
さらに、セマグルチドの半減期は、約160時間程度あることから、保証できるものではありませんが、たまに飲み忘れてしまう患者さんであっても、ある程度安定した効果を得ることができるかもしれません。これもメリットの1つと考えることができるでしょう。

2ヵ月以内に妊娠を予定する女性には本剤を投与しないで、インスリンを使用すること〔9.5妊婦の項参照〕。


リベルサス錠7mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

2). レボチロキシン製剤<経口>〔16.7参照〕[本剤との併用時に、レボチロキシン単回併用後のチロキシン総曝露量<AUC・内因性値で補正>が33%増大したとの報告があるので、併用時には甲状腺パラメータのモニタリングを検討すること(レボチロキシンの曝露量の増加は、セマグルチドによる胃内容排出の遅延によると考えられる)]。

リベルサス錠7mg(一般名:セマグルチド(遺伝子組換え)錠) ..

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下していることが多い)〔16.6.3参照〕。

結局GLP-1ダイエットって危険なの?②(リベルサス誕生秘話編)

妊婦、妊娠している可能性のある女性には本剤を投与しないで、インスリンを使用すること(皮下投与用セマグルチドを用いた動物試験において、臨床用量に相当する又は下回る用量(最大臨床用量でのAUC比較においてラットで約0.6倍、ウサギで約0.5倍、サルで約5.6〜8.6倍)で、胎仔毒性(ラット:胚生存率減少、胚発育抑制、胎仔骨格異常及び胎仔血管異常の発生頻度増加、ウサギ:早期妊娠損失、骨格異常及び胎仔内臓異常の発生頻度増加、サル:早期妊娠損失、胎仔外表異常及び骨格異常の発生頻度増加)が認められており、これらの所見は母動物体重減少を伴うものであった)〔9.4生殖能を有する者の項、15.2.2参照〕。

である dipeptidyl peptidase-4(DPP-4)により急速に分解さ

リベルサスの副作用には、比較的よくみられる副作用もあれば、重篤な症状も報告されています。ですが、重篤な副作用が起こるのはまれで、医師の診断の元で服用すれば薬の量を調整しながら進めることも可能です。ここでは、それぞれの副作用でみられる症状について説明します。

9)リベルサスR錠 3 mg/7 mg/14 mg, ノボ ノルディスクファー

その中でもとくに、5%以上の頻度でみられる副作用は悪心や下痢です。基本的には処置を急ぐ必要はありませんが、吐き気を伴う激しい腹痛が見られる場合は注意が必要です。急性膵炎の初期症状である可能性があるため、すぐ医療機関を受診するようにしましょう。

糖尿病の薬(GLP-1/GIP受容体作動薬)~管理薬剤師.com

リベルサスは腹部不快感や消化不良など、消化器系の副作用が多く報告されています。また、副作用によっては血液検査を行うことでわかるものもあります。[1]

るリベルサス®錠3mg、同錠7mg及び同錠14mg(承認日:2020年6月29日)が ..

低血糖は重度になると危険です。血糖値が 50mg/dL未満になると意識の低下などがあらわれ、命に危険が及ぶ可能性があります。他のダイエット薬(糖尿病治療薬)と一緒に使用している場合、低血糖のリスクが上がるため注意しましょう。当院では、他の糖尿病治療薬との併用は安全性を考慮し原則行っていません

GLP-1受容体作動薬は注射薬が主でしたが、近年内服薬(リベルサス)も開発されました。 ..

15.2.1. マウス及びラットを用いたセマグルチドのがん原性試験:皮下投与用セマグルチドを用いたラット及びマウスにおける2年間がん原性試験において、臨床用量に相当する又は下回る用量(最大臨床用量でのAUC比較においてラットでは定量下限未満のため算出できず、マウスで約2.8倍)で、甲状腺C細胞腫瘍の発生頻度の増加が認められたとの報告がある。

[PDF] リベルサス錠に関する費用対効果評価 [第 1.0 版]

リベルサスの副作用が続く期間は、副作用の症状によって異なります。軽い低血糖は、飴やラムネなどを食べて血糖値をあげれば、5分程度で症状は治まるでしょう。治まらない場合は再度糖分(ブドウ糖や砂糖)を追加でとる必要があります。

[PDF] 糖尿病薬のトリセツ」 大阪市立総合医療センター WEBセミナー

飲み始めに軽い消化不良や吐き気、気持ち悪さなどの副作用がよくみられるリベルサスですが、継続するうちに慣れてくる方も多いです。日常生活に支障が出るなど、症状がつらい場合は早めに相談しましょう。

[PDF] 主な糖尿病治療薬の腎機能に応じた処方提案 ver3.0

もし副作用が出た場合、副作用によってはリベルサスの服用を中止してもすぐには症状がなくなりません。リベルサスは半減期(はんげんき)と呼ばれる、体内に入ってから分解されて薬の量が半分になるまでの時間が長い薬です。よって、しばらく体内に成分が残ることになるため、比較的副作用の症状も長く続く可能性が高いでしょう。[1]

リベルサス錠3mg/7mg/14mg 医薬品インタビューフォーム 2021年9月改訂(第4版)(一部抜粋)

副作用はどの薬にも起きる可能性がありますが、悪化を防ぐためには対処法などを知っていることが大切です。この章ではリベルサスでの副作用の対策や注意点について解説します。

[PDF] No.95 事例1 誤発注を起因とする薬剤取り違え

ただ、GIP受容体拮抗薬(未販売)もGIP受容体刺激薬(マンジャロ)も体重減少・摂食抑制作用があり、GIPパラドックスと呼ばれている。GIP受容体刺激による体重減少の機序としては、投与初期は過剰なTGをエネルギーとして取り込むが、エネルギーが十分になると摂食中枢に働きかけて食欲を抑えるフィードバック的な機能があり、それがGLP-1刺激薬のような比較的即効性のある体重減少効果ではなく、遅効性に体重が減っていくという実臨床を反映しているのではないかと考えられている。