2017年5月28日 妊娠中のマクロライド系抗菌薬は流産のリスク


HPVが陰部で増殖するときに、細かいいぼ状の隆起する病変を形成してきます。ほとんどが婦人科診察の際に偶然見つかったり、自覚症状として病変を触れたり、かゆみがあることがありますが、激しい重い症状は見られません。

性交で生じる傷が出来やすい場所、腟の入り口、特に小陰唇の内側に出来ることが多く、また腟と肛門の間や、肛門周囲にできることも多いです。


上気道炎(風邪)の場合とは異なり、性器クラミジア感染症(クラミジア子宮頚管炎)の場合は自然治癒の期待はできません。そして、無症状であったとしても治療しなければなりません。大切な胎児をつつんでいる子宮にそのような細菌が棲息していれば胎児に感染するリスクが出てくるからです。そして、クラミジアにはペニシリン系(およびセフェム系抗菌薬)は一切無効です。また、妊娠していなければクラミジアにも使用できるニューキノロン系やテトラサイクリン系抗菌薬は妊娠中の使用は「禁忌」とされています。結局、マクロライド系抗菌薬しか選択肢がないのです。

さて、谷口医院でもしばしば相談を受けるのが「性器クラミジア感染症」です。この疾患は大半が無症状であり、妊娠初期におこなわれる「妊婦検診」で発覚します。谷口医院をかかりつけ医にしている人は、「産科で薬を飲まないといけないと言われたけど大丈夫でしょうか」と言って受診します。また、何らかの事情(おりものの異常がある、無症状だが危険な性交渉があった)などで谷口医院を受診し、性器クラミジア感染症が見つかることもあります。そして妊娠していたという場合がときどきあります。

「妊娠中も使える抗菌薬」の前提が崩れたら | 実践!感染症講義

細菌性のものも含めて風邪(上気道炎)を予防するには日ごろのうがい・手洗いが重要です。また、夫に風邪症状があるときには家に帰らないようにしてもらうこともあります。妊娠すれば、可能な限りの風邪をひかない対策を実行すべきなのです。

ジスロマックジェネリックの錠剤タイプは、空腹時と食後で成分の吸収に影響を及ぼさないと考えられているため、。

そのため飲み忘れの心配がなく、自己判断での用量の変更・服用中止などによって耐性菌の発生を防げるのもメリットです。

太融寺町谷口医院(以下「谷口医院」)にも妊娠中の患者さんが少なくありません。妊娠前から谷口医院をかかりつけ医にしている人のみならず、従来かかりつけ医を持っていなくて妊娠後に谷口医院を受診するようになったという人もいます。妊娠中は、出産に関することであれば産科の担当医を受診しなければなりませんが、妊娠中に風邪をひいたときなどは、産科医を受診すると他の妊婦さんにうつすリスクがありますから、産科医を受診しにくいのです。


使用できない人: アレルギー、肝機能障害、妊娠中、授乳中の人は医師と相談; 保管方法 ..

では、妊娠中の抗菌薬はどれくらい危険なのでしょうか。抗菌薬と流産の関係を検証した研究が最近発表されました(注1)。

ジスロマック錠(マクロライド系); フロモックス錠(セフェム系)

しかし、いくら気を付けていても妊娠中に風邪をひくことはあります。ほとんどの風邪はウイルス性ですから治療には何もせずに休養をとるのが一番です。そして、市販の風邪薬の多くは妊娠中には飲んではいけない成分を含んでいます。

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回る ..

アジスロマイシン(ジスロマック)という内服薬が第一選択です。マクロライドという種類に含まれる抗生物質のため、妊娠中も服用することができます。
ジスロマックは一度に250mg錠を4錠内服しなければなりませんが、1回の内服で済みます。

・尿道炎、子宮頸管炎の人の場合は、1回飲んだあと2~4週間後に効果が判定さ

妊娠した時には、赤ちゃんへの感染を予防するため、妊娠初期に検査をしますが、検査後に感染した場合、見落としてしまう可能性があります。
同時に淋菌やHPV感染をしていることがあるため、クラミジアと淋菌を同時に検査したり、をお勧めしています。

ジスロマック錠250mg | くすりのしおり : 患者向け情報

クラミジア感染は皆さんが思ったより拡がっています。
当院でも不妊症や下腹痛がある患者さんにはクラミジア検査を行っていますが、1割以上の方が陽性となります。
特に10代、20代、を中心に50歳代まで感染していることが見つかります。
性風俗業の方では非常に陽性率が高くなります。

ジスロマック錠250mg(一般名:アジスロマイシン水和物錠) ..

人に感染するのは細菌だけでなく、ウィルスや真菌(カビの一種)、寄生虫などさまざまです。

[PDF] 産婦人科領域におけるクラミジア感染症の治療成績について

妊婦健診などで妊娠中にクラミジアに罹っていることが分かった場合、出産前に治療が必要です。
ジスロマックは妊婦でも内服可能なマクロライド系の抗生物質であるため、感染が判明した場合はジスロマックで治療します。

10) ジスロマック錠 250 mg 審査報告書,衛研発第 2541

治療にはジスロマックやクラビットなどの抗生物質をお飲みいただくことで完治します。

ジスロマックは4錠を一気に飲むことにより、1週間効果が持続するといわれています。
1回の内服で治療が終わるのでよく使われますが、内服後数日は便がゆるくなりやすい傾向です。
ジスロマックは肝臓で代謝される抗生物質であるため、効果が持続している1週間は肝臓に負担がかからないように飲酒はお控えください。
また、アルコールの摂取によりジスロマックの体内への吸収が低下し、薬の効果が低下しクラミジアを治療することができなくことがあるので注意が必要です。

クラビットは1日1錠を7日間内服していただきます。
クラビットはジスロマックほどは下痢になりづらいというメリットはありますが、1週間毎日飲み薬を飲まなければならない点はデメリットといえるでしょう。

ジスロマック細粒小児用10% | くすりのしおり : 患者向け情報

自己申告してくれない限り、処方箋を見ただけでは、こちらから聞かないと分からないことが多いので、初回のアンケートだけでなく、その都度の確認は重要です。

クラミジア検査の結果、陽性反応となり、ジスロマックを処方されました。 ..

クラミジアはすぐに感染部位から消えるわけではないので、治療後も一定期間性的な接触は控え、治癒(陰性)が確認されるまで待つことが重要です。

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 ..

流産と抗菌薬使用の関係を検討した結果、流産した女性の16%が妊娠初期に抗菌薬を使用していたことが判りました。一方、対照者は13%未満でした。特筆すべきなのはマクロライド系抗菌薬のアジスロマイシン(先発品の商品名は「ジスロマック」)の流産のリスクは1.65倍、クラリスロマイシン(同じく「クラリス」「クラリシッド」)なら2.35倍にもなることが判ったことです。(尚、この研究では、メトロニダゾール、ニューキノロン系、テトラサイクリン系などの流産のリスクにも触れていますが、これらは日本では妊娠中には「禁忌」とされており使用されることはありませんからここでは言及しないでおきます)

9.3.1. 高度肝機能障害のある患者:投与量並びに投与間隔に留意するなど慎重に投与すること(肝機能を悪化させるおそれがある)。 ..

妊婦健診でクラミジア感染が判明した場合は、出産前に治療を行って赤ちゃんへの感染拡大を防ぐ必要があります。その場合は、妊娠中の方にも安全なマクロライド系抗生物質、ジスロマックなどを処方します。

医療用医薬品 : ジスロマック (ジスロマック点滴静注用500mg)

ジスロマックやクラビットなどの抗生物質による内服治療で、クラミジアは完治することが可能です。しかし、耐性菌が増えていることも報告されているため、治療完了後には一定期間を置いてから再検査を行い、細菌が完全に消えているかを確認することが大切です。もし細菌が残っている場合は、完全に消滅するまで治療を続ける必要があります。治療途中で中断すると、症状が悪化したり完治が難しくなったりする恐れがあるため、医師の指示に従い治療を終わらせることが重要です。

ごくまれにみられる症状 アナフィラキシー、重症薬疹(中毒性表皮壊死融解症 ..

妊娠中は催奇形、胎児の発育などの要素を重視しますが、授乳中は母乳への移行性や乳児の薬物摂取量を重視します。薬物は一般的に胎盤移行性が高ければ乳汁にも移行する割合が高いと考えられます。