○バルトネラ・ヘンゼレ 猫に多い 猫ひっかき病の原因菌のひとつ 抗菌薬→アジスロマイシン.
○カプノサイトファーガ・カニモルサス 犬・猫 「昨日元気で今日ショック」の場合の病原体の1つ 抗菌薬→オーグメンチン
○バルトネラ・ヘンゼレ 猫に多い 猫ひっかき病の原因菌のひとつ 抗菌薬→アジスロマイシン
○パスツレラ・マルトシーダ 猫に多い 犬もある 抗菌薬→オーグメンチン(臨床検討例:70代女性。入院2日前に下腿打撲部を犬が舐めた。1日前に発熱・打撲部色調変化・水疱。入院翌日死亡)
クラリスロマイシン、アジスロマイシン 茂見 茜里 南山堂 薬局 72巻 3号 (2021年3月) pp.457-461
○コリネバクテリウム・ウルセランス 猫が多い 犬もある ジフテリアに近似(ジフテリア菌=コリネバクテリウム・ジフテリア) 抗菌薬→マクロライド系(エリスロマイシン、アジスロマイシン、クラリスロマイシン)、アミノベンジルペニシリン(つい最近の報道:屋外で野良猫に餌を与えていた60代女性で救急搬送3日後に死亡)
<Key Points>(1)ネコひっかき病の病原体はBartonella henselaeである。(2)Bartonella henselaeに対する抗体を測定したり、リンパ節の組織からPCR法でBartonella henselaeのDNAを検出することで診断する。(3)治療のファーストチョイスはアジスロマイシンである。
傷の中に異物(ゴミやかけら)があれば取り出し洗浄(水道水で十分です)します。そして縫合用のナイロン糸を2本~数本束ねて折り曲げ「Uの字」の下の方を傷の中に入れます。糸の両端がほつれない様にテープで束ねておき、傷口の近くで糸の束を皮膚に貼り付けます。この時に絆創膏などで直接貼り付けると糸が抜けてしまう事が多いので、次の方法で貼り付けます。まず傷口のすぐ近くに、1×2cm位の大きさに切ったハイドロコロイド包帯を貼り付けます。そして糸の束をもう一枚のハイドロコロイド包帯で挟むように貼り付けます。こうすると1週間以上糸は抜けずに固定できます。もっともこのナイロン糸ドレナージを必要とするのは3日~数日間です。炎症が治まって感染徴候(腫れ・発赤・痛み)が無ければ糸を抜き取ります。ガーゼをリボン状にしたものを傷内に入れておくドレナージ方法もありますが、傷口部分が乾いて蓋になっている場合が多いので不適切です。傷口は浸出液を吸い取りかつ傷に固着しない被覆材(プラスモイストなど)で密封しないように被います。
咬傷の傷口は普通小さく奥が深い傾向があります。犬や猫(ヒトもそうですが)の口の中には雑菌が多くいて、咬まれた傷は必ずそれらの菌で汚染されています。傷口が塞がってしまうと傷内部で菌の繁殖が進み治りにくい感染を成立させてしまいます。場合によっては血液中に菌が侵入して命を失うこともあります。
[PDF] 飼い猫による咬傷、 掻傷後に発症した蜂窩織炎の3例
猫ひっかき病の症例に、経口アジスロマイシンで5日間治療すると、治療の最初の1か月以内のリンパ腫脹が軽減された.
猫ひっかき病 ( Cat scratch disease ; CSD )
猫から受けた傷は、犬からの傷と違い、初見では軽症に見えても、意外と傷が深く、感染がわかりにくいこともあります。
しかし免疫の弱い高齢者、免疫不全の方に対しては抗菌薬(クラリスロマイシン、アジスロマイシンなど)が処方されることがあります。 ..
吉田, 動物咬傷感染症・ネコひっかき病, 小児内科 52(10): 1486-1488, 2020
猫引っかき病と診断した.クラリスロマイシンおよびロキシスロマイシン内服により軽快した. ..
67歳,女性.軽症の認知症がある.右腋窩と右肘窩に圧痛を伴う皮下腫瘤を認めた.当院内科を受診し,悪性リンパ腫を疑われ,生検目的で当科を紹介された.血液検査上,CRP0.6mg/dlと軽度上昇を認める以外の異常はなかった.生検時に皮下腫瘤より排膿を認め,改めて問診したところ,手背を猫に引っかかれていたことが判明した.病理組織検査ではリンパ節内に好中球からなる膿瘍および肉芽腫の所見を認めた.間接蛍光抗体法によるBartonella henselaeの血清抗体価は,IgG抗体が1,024倍以上であり,猫引っかき病と診断した.クラリスロマイシンおよびロキシスロマイシン内服により軽快した.
Table: 咬傷に対する抗菌薬-MSDマニュアル プロフェッショナル版
病名と違い、犬で怪我をしても『猫ひっかき病』になり得るのです。
症候性のネコひっかき病(Bartonella henselae)
噛んだりひっかいた犬が『バルトネラ菌』を持っていれば、その人は『猫ひっかき病』になることがあります。
菌の分離,PCR法,間接蛍光抗体法.治療には,敗血症の場合にはドキシサイクリン,リンコマイシン,アモキシシリン等の抗生剤である程度
猫にひっかかれても、猫に噛まれても、『猫ひっかき病』になりますが、ひっかかれることが多いです。
この物質の日化辞番号 J134.033F ですべてを検索 · 「クラリスロマイシン」ですべてを検索 · この物質名の化学物質情報を見る.
猫ひっかき病の臨床像と腫大した腋窩リンパ節(文献2)より転載)
クラリスロマイシン」を処方していただき、症状が劇的に改善しました ..
バルトネラ属の菌は20種類ありますが、猫ひっかき病の原因となる菌は主に7種類で、特に『Bartonella. henselae(バルトネラ・ヘンセラエ)』という菌です。
[PDF] 不明熱の診断に苦慮した肝脾型ネコひっかき病の 1 例
猫ひっかき病の症状は、傷が膿んだり、リンパ節が腫れたり、熱が出たりします。
ファゾリン (CEZ): S、 セファクロル (CCL): 感受
現在猫ひっかき病で治療中です。最初に出して頂きました抗生物質が合わずに嘔吐してしまい、薬をクラリスロマイシンに変えて現在10日ほど飲んでいますが、やはり合わないのか胃が痛かったりします。中々病院に行く時間もなく先生にも伝えづらいので抗生剤飲むのをやめようと考えてます。猫ひっかき病の症状は現在、腋窩リンパの腫れのみです。薬をやめても大丈夫なものでしょうか?すいませんが回答お願いします。(30代/男性)
性なし (以下R)、 セフォゾプラン (CZOP): S、 ア
本邦でのCSDの年間発生数は少なくとも1万人以上と推定され、全年齢層に発生しますが小児の割合が多く、15歳以下の症例が45~50%を占めると報告されています1)。発生には季節性がみられ,夏から秋に多く,10月にピークがみられます。猫のB. henselae の保菌率が西日本に高く、東日本で低いことに関連し、本症の報告は西日本に多く、北海道や東北地方からの報告はまれです。明らかな猫のひっかき傷や咬傷があり定型的な症状があれば診断は容易でしょうが、免疫が完成していない小児や、免疫が低下した高齢者などに感染が成立すると、菌が血中に入り、全身にばらまかれ、心内膜症3)、脳症や視神経網膜炎4)、肝・脾肉芽腫をともなった全身性の猫ひっかき病5)、下痢と咳のみを訴えた例6)、血小板減少症等の多彩な症状を呈します。CSDにおいて、リンパ節腫脹を認めない非定型例となる要因や視神経網膜炎を発症する機序についてはまだ明らかにされていませんが、CSDは宿主と細菌側のバランスによってさまざまな臨床経過や臓器障害を伴うと考えらえており、視神経網膜炎を合併した症例の眼底では、網膜出血、視神経線維層の破綻、眼底全体の浮腫、蛍光色素による血管造影では血管漏出を認めるなどの所見があり、微生物の直接的侵襲よりは宿主の免疫応答により、眼底において特異的に血管炎が生じているのではないかと推測されています4)。典型的なCSDにおいても通常の抗生剤投与で改善がなく、ステロイドの併用で改善した例の報告もあります7)。この例ではsIL-2Rが高値を示し、T細胞の活性化が病態に影響を及ぼしたものと考察しています。小児では成人より非定型な症状を呈することが多く、小児の不明熱に関する疫学研究では全体の23%を感染性疾患が占め、そのなかではCSDが最多であり、不明熱の小児例では、局所のリンパ節腫脹を認めなくても網羅科的検索を行い、視力低下や視神経網膜炎の所見を認めた場合はCSDを疑い、積極的に鑑別していく必要があるとも言われています4)。また眼科領域からは視神経網膜炎を呈した感染症のうち、その2/3をCSDが占めるとの報告もあります4)。
近年、バルトネラ抗原とした免疫蛍光抗体法(IFA)が開発され、本菌に対する血清抗体測定が可能になりました。IFAでは、IgG型抗体が64倍以上を陽性としますが、IgG型抗体は猫や犬と接触がある健常人でも少数ながら抗体陽性(64~256倍)がみられるので、単一血清で感染を証明するには512倍以上の抗体上昇を確認する必要があります。ペア血清では、2管( 4倍)以上の抗体価の変動(上昇または低下)を確認する必要があります。IFA法は特異度は優れていますが、感度は良くなく、多くの症例が見逃されていると思われます8)。
CSDに対して抗菌薬を使用することにより、症状の軽減や病期の短縮が期待できます。クラリスロマイシン、アジスロマイシン、ミノマイシン、シプロフロキサシンなどが有効です。一方、難治例に対しては注射針による膿汁の吸引が有効です2)。
ミカシン (AMK): S、 クラリスロマイシン (CAM): ..
『猫ひっかき病』は、猫に噛まれたり、引っかかれた傷から感染する病気です。
50mg を 1 日 2 回,リンコマイシン 100mg を 1 日 2
バルトネラ菌による感染症で、猫や犬に引っかかれてうつる病気です。引っかかれた傷口が腫れてからリンパ節が腫れてくるという症状が特徴的です。傷口周囲の分泌液を培養したり遺伝子検査したりして診断します。たいていの人は無治療で自然に治りますが、症状がなかなか治らない人は抗菌薬を用いて治療します。猫ひっかき病が心配な人や治療したい人は、皮膚科や感染症内科を受診して下さい。