ジスロマックの尿道炎・子宮頸管炎以外の飲み方は以下のとおりです。
患者は、A病院の皮膚科医および<処方2>を投薬した薬剤師に、「前日にジスロマックを服用した」ことを伝えたが、どちらからも中止の指示はなく、薬疹の疑いに関する言及もなかった。皮膚科医がジスロマック錠による薬疹を疑っていたかどうかは不明であるが、中止の指示をしていないため、薬疹を見逃していたと考えられる。
患者は、発疹が出た後に、内科へ問い合わせずに皮膚科にかかったことから、薬疹の可能性を疑わなかったと思われる。一方で、患者の娘は発疹をジスロマック錠の副作用ではないかと考えたが、処方した内科医師への連絡を行わなかった。患者および患者の娘は、ジスロマック錠の服用を皮膚科医師や薬剤師に伝えていたため、それを踏まえての両者が適正に対応していると思っていた様である。
また、<処方2>を投薬した薬剤師は、皮膚科にかかった理由や、プレドニン錠が処方された理由などを詳しく聴取しておらず、薬疹の可能性を認識できていなかった。
患者の娘からの電話に対応した薬剤師も、薬の相互作用を尋ねられているものだと思い込み、患者の薬歴を確認したが、問題ないと判断してしまった。そもそも、患者の娘の薬剤師への問いかけが「ジスロマックも一緒に飲んでもよいか?」であり、薬剤師が飲み合わせを心配しているものと捉える要因となってしまった。
発疹・掻痒感などの症状に対しては、薬剤師、医師はまず、使用している薬剤による副作用の可能性を疑うべきである。また、患者に対して薬が処方された理由、疾患名などを聴取することは必須である。
患者、その家族が薬による副作用の可能性を疑った場合には、薬剤師や医師へ「薬を飲み始めてから発疹が出ているのですが、その薬による副作用の可能性はないですか?」のような具体的な疑問の内容を伝える必要がある。
アジスロマイシンの一般的な副作用は、主に胃腸症状となっています。
ジスロマック錠250mgの重大な副作用として以下が知られている(ジスロマック錠250mgの添付文書、インタビューフォームより)
異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。これらの副作用はアジスロマイシンの投与中または投与終了後1週間以内に発現しているので、投与終了後も注意すること。また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること。
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群は、皮膚、粘膜などに現れる重症型の薬疹であり、予後不良なこともあるので注意を要する。一般に、原因薬剤に曝露開始から1~3週間に発症するといわれている。急性汎発性発疹性膿疱症は、通常粘膜疹は伴わず、皮膚に現れる重症型の薬疹であり、一般的な初期症状として、小膿疱が紅斑上に多発する。一般に、原因薬剤に曝露開始から数時間~数日以内に発症する場合(すでに薬剤に対して感作されている場合)と曝露開始から1~2週間後に発症する場合(初めて服用した場合)がある。早期発見、早期治療が重要であるため、異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。治療中止後に再発する可能性があるため、症状の観察並びに治療は十分な期間行う。
初期症状として発疹、発熱が見られ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が現れることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
薬剤性過敏症症候群は、高熱と臓器障害を伴って全身に現れる重症型の薬疹であり、投与中止後も進行し、軽快するまで1ヵ月以上の経過を要することがしばしば認められる。一般に、原因薬剤投与後2~6週間に発症するといわれている。また、発症後2~3週間後にHHV-6の再活性化を伴うことが多い。異常が認められた場合には、ステロイド全身投与等の適切な処置を行う。
[参考文献]
(1)
(ファイザー株式会社 2022年6月改訂(第1版))
(2)ジスロマック錠250mgの医薬品インタビューフォーム
(ファイザー株式会社 2021年3月改訂(第25版))
※以下サイトより検索の上、参考文献として使用
アジスロマイシン水和物(ジスロマック)の適切な使用と重要な留意ポイント
6月15日の夕食後に、患者が2日目のジスロマック錠を服用しようとしたところ、患者の娘が「発疹はジスロマックの副作用かもしれない」と心配になり、当薬局に電話にて連絡があった。
患者娘:「発疹がでて、今日皮膚科を受診したが、ジスロマックも一緒に飲んでよいか?」
電話対応した薬剤師は、薬歴を確認して以下の様に回答した。
薬剤師:「ジスロマックと皮膚科の薬との飲み合わせは大丈夫です」
患者は2日目のジスロマック錠を服用し、その数時間後から、昨日よりひどい発疹・痒み、顔面浮腫が発現してしまった。その後、ジスロマック錠による薬疹であったことが判明した。
・この薬は注射薬です。 ・使用量、使用回数等は、あなたの症状などにあわせて ..
このページでは、ジスロマックの効果や副作用、飲み方などの基本情報を解説しています。
上記2つのお薬は薬疹検査で大丈夫だったものです。 ご多忙中、お手数ではござい ..
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次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 ..
細菌を原因とする感染症はいくつかありますが、ジスロマックの効果が期待できるのは次の感染症です。
ボノサップパック400、ミヤBM錠 播種状紅斑丘疹型薬疹
1度で高濃度(1,000mg)に服用することで、クラミジア菌に対し殺菌的に作用します。
多くは溶連菌が死んで毒素が放出されたためですが、薬疹のこともあります。薬を ..
なお、。
症状が消えたからと服用を止めるなど中途半端に服用すると、薬の効かない耐性菌を発生させる原因となります。
皮膚の感染(膿痂疹、とびひ)も ぬり薬だけでなく抗菌薬の飲み薬を使う ..
皮膚科をやっていると一日一回は聞かれます。薬の説明の紙に「発疹が出たら医師に相談を」と書いてあるので当然です。
① 光線過敏型薬疹:薬剤を内服または注射した後に、日光が当たった露光部にかゆみを伴う紅
実は初めて飲む薬ですぐに薬疹を起こすことはありません。体がその薬に対してアレルギーを獲得するまでの準備期間(感作期間)が必要だからです。その期間は通常は10日~14日間です。従って、原因薬は「発疹がでる直前に初めて飲んだ薬」ではなく、「10日以上前に少なくとも1度は飲んだことのある薬」を最も疑うべきだということになります。
水疱性膿疱疹では、ペネム系薬、第三世代経ロセフェム系薬、β-ラクタマーゼ阻害 ..
アレルギー症状には大別して2種類があります。一つは「即時型アレルギー」で薬を飲んで10~30分後に蕁麻疹として、もう一つは「遅延型アレルギー」で12~48時間後に赤い発疹として症状が現れます。従って、薬疹が生じる「直前」もしくは「1~2日前に」に飲んだ薬を原因として疑うのは正しいといえます。
ジスロマックは薬の効果が大体7~10日持続しますが、除菌率は90%ほどで、ある ..
上記をまとめると、「10~14日前から初めて飲み始めた薬」、「10日以上前に一度飲んだことがあり、発疹がでる直前もしくは1~2日前に飲んだ薬」が薬疹の原因薬として最も疑われます。なので、例えば初めての薬を飲み始めて5日目に発疹が出た場合、薬疹は疑いませんし、飲み続けて3ヶ月経つ薬を薬疹の原因とは考えません。
薬疹疑いで入院。 入院後よりステロイドパルス療法施行(メチルプレドニゾロン ..
基本的には薬疹は全身に生じます。最も多い「紅斑丘疹型薬疹」は赤い発疹や赤い丘疹(2、3ミリのブツブツ)が左右ほぼ対称性に全身に拡大していきます。ただ例外があって、紫外線が当たる部位だけに生じる「光線過敏型薬疹」や特定の部位だけに生じる「固定薬疹」というものもあります。
実は抗アレルギー作用もあるくらいであり、薬疹などの副作用もでにくいのです。
薬疹は原因薬を続けているとどんどん悪化し時には命に関わることさえあります。薬を飲み始めて2週間くらいしてから薬を飲むたびに蕁麻疹が生じる、過去に飲んだことがある薬を久しぶりに飲んだら全身に赤い発疹が出てきて広がっている等の症状があれば薬を中止して皮膚科を受診してくださいね。
薬疹やウイルス疹との発疹形態の鑑別には個疹の性状をみる。リケッチアの多くでは ..
クラミジアやマイコプラズマによる尿道炎・子宮頸管炎には、ジスロマック250mgを4錠(1,000mg)を1回、コップ1杯の水またはぬるま湯で服用します。
とびひ・伝染性膿痂疹の治療薬には、副作用やデメリットも伴います。
アジスロマイシン水和物(ジスロマック)とは、呼吸器感染症の治療に広く用いられる強力な抗菌薬です。