ウゴービは2.4mgまで投与量を増やせますが、オゼンピックは1.0mgまでです。
特に発売してから1年は2週間分の薬剤しか処方できないため、ウゴービの処方は早急に減量が必要な方に限るのが適切だと考えます。その一つの目安としては、食事療法と運動療法を適切に実施してもBMIが35 kg/m2以上の高度肥満症があり、かつコントール不良となっている肥満に関連する健康障害が複数ある場合と考えます。このような患者さんにおいては、ウゴービの長期処方を待つのではなく、早期の治療が望ましいのではないかと思います。
また、体重についてはプラセボ(偽薬)と比較してリベルサス3 mgでは改善しないものの、7 mgで1.08 kg、14 mgで2.62 kgの改善を認めました。
その論文によると、プラセボ(偽薬)と比較して、HbA1cはリベルサス3mgで0.79%、7mgで1.24%、14mgで1.60%の改善が認められました。
なお、ウゴービは皮下への注射剤として使用される薬剤となっています。
そこで、当クリニックでは肥満症患者さんに対してウゴービの使用が適切かどうかを判断し、必要であれば大規模な医療機関に紹介することを検討しています。
それ以外の肥満症の方については、糖尿病を有する方はウゴービ以外のGLP-1受容体作動薬を使用し、糖尿病のない方は食事療法と運動療法を継続されるのが良いでしょう。
以上のことから、ほとんどのクリニックでは保険診療でウゴービを発売直後から使用することは難しいと言えます。当クリニックにおいても日本糖尿病学会と日本内分泌学会の専門医は在籍しておりますが、教育研修施設の基準を満たしていないため、現時点ではウゴービを処方できない可能性が高いと考えます。
このリベルサスは、BMI32前後の肥満を伴う2型糖尿病患者を対象としたPIONEER試験という大規模臨床研究が行われ、プラセボ(偽薬)と比較してHbA1cはリベルサス3mgで0.6%、7mgで0.9%、14mgで1.1%の改善が認められました。
ウゴービとマンジャロの違いは、含まれている成分や保険適用の条件です。
リベルサスなどのGLP-1受容体作動薬は、体内で生成されるGLP-1とは異なり分解されにくいため、GLP-1受容体をより長く刺激することで食欲抑制効果や血糖降下作用を発揮します。
ウゴービの処方に関して、これらの診断を医師から受ける必要があります。
A ウゴービとオゼンピックは同じ「セマグルチド」を主成分としているため、ダイエット効果に関しては基本的には同じです。
ただし、注射の最大用量はウゴービが最大2.4mgなのに対して、オゼンピックは1mgです。用量と効果は比例するので、ウゴービの方が効果は強いとも言えます。なお、副作用の強さも用量に比例します。
ウゴービの価格(公定薬価)は、薬の量によって5段階に設定されています。
A 現時点ではジェネリック薬は存在しません。ただしウゴービの成分である「セマグルチド」の特許は中国では2026年に切れます。そのタイミングで後発薬が製造される流れになると思います。日本で特許が切れるのは2031年です。
ウゴービの有効成分は「セマグルチド」で、GLP-1受容体作動薬です。
高血圧、脂質異常症、または2型糖尿病のいずれかを有する肥満症があり、かつ食事療法と運動療法を行っても十分な効果が得られない人のうち、BMIが35 kg/m2以上、もしくは以下の示す肥満に関連する健康障害を2つ以上有する BMIが27 kg/m2以上がウゴービ使用の対象になります。
ウゴービ®とオゼンピック®、リベルサス®の薬価を比較してみます。
このような良好な治療成績を出したウゴービは、いままでは瘦身クリニックなどで自費でしか使用できませんでしたが、いよいよ一般的に使用されていくこととなります。ただし、当クリニックのブログ「」でもお話しましたが、ウゴービなどのGLP-1 受容体作動薬をダイエットのみを目的に使用することはできません。
Q なぜ太っているだけだとウゴービは保険適用にならないでしょうか?
特にリベルサスは、GLP-1受容体作動薬で唯一の内服薬であることもあり、お気軽に使えるダイエット薬として人気があります。
ウゴービは、糖尿病治療薬の「オゼンピック」「リベルサス」と同成分で ..
A 現時点では、自由診療でウゴービを処方しているクリニックなどは無いようです。ウゴービと同じ成分「セマグルチド」であれば、リベルサスやオゼンピックなどがあり、これらは自由診療で処方可能です。
注射薬ウゴービ 経口薬リベルサス GLP-1受容体作用薬 血糖値を下げる 食欲を抑える しかし単なる痩身は適用外処方で懸念あり.
また、狭心症などの心血管疾患を有する糖尿病ではない肥満患者さんにウゴービを2.4mg使用することで、心血管系イベント(非致死性心筋梗塞と心血管疾患または非致死性脳卒中による死亡)を20%低下させることもThe New England Journal of Medicineで報告されています。()
ジェネリック医薬品ではありませんが、同じ成分のお薬で肥満症治療薬の「ウゴービR皮下注」があります。 解説
Q ウゴービの保険適用条件が厳しいので、自由診療で良いので処方してもらいたいのですが可能ですか?
このウゴービは、最大容量の2.4 mgを使用すると、ウゴービを使用 ..
A アライはウゴービと違い、摂取した油を便から出すことによってカロリーを抑える薬です。 薬局で買えるため、手軽ではありますがデメリットも色々あります。
詳しくは以下の解説をご覧ください。
ウゴービ®はGLP-1受容体作動薬であるセマグルチドを含有しており、他の ..
Q ウゴービは、簡単に処方してもらえなそうなのでテレビCMで見た「アライ」に興味があります。アライでも痩せられますか?
つい先日の2月22日、新たな抗肥満薬「ウゴービ」が発売されました。 ..
ウゴービは、もともと2型糖尿病の治療薬として開発されたセマグルチドを、肥満症患者にも使用できるようにした薬剤です。このウゴービは、最大容量の2.4 mgを使用すると、ウゴービを使用していないコントロール群と比較して68週までに体重が12.4%減少することがアメリカの医学雑誌であるThe New England Journal of Medicineで報告されています。()
リベルサス錠14mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
A ウゴービなどの肥満症の薬は、食欲自体を抑える薬です。薬自体に悪い効果があるというより、薬の効果で食欲を減らすことによって結果として体重が減る仕組みです。
成分のセマグルチドは、糖尿病治療薬としては長く実績のある薬ですから、心配する必要はありません。
注) オゼンピック®⽪下注、リベルサス®錠及びウゴービ®⽪下注に係るRMP
現在GLP-1受容体作動薬のウゴービは、その使用が限定されているものの、肥満症治療薬として日本でも使用されています。
リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説
以前、当クリニックのブログ「」でもお話させていただきましたが、日本糖尿病学会から「」が発表され、ダイエットや美容などを目的とした適応外使用は慎むよう勧告されています。