女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量は20代をピークに減少します。
女性が薄毛の治療のためにクリニックを受診されると、多くの場合、治療薬としてスピロノラクトン、ミノキシジルという薬が使われます。これらのお薬について解説いたします。
ミノキシジルやスピロノラクトンは、妊娠・授乳中の女性には禁忌とされています。その他、妊娠可能な年齢では禁忌となる内服薬を使用する場合もございます。治療を検討している場合は、医師と相談してください。
ミノキシジルは男性だけではなく、女性の薄毛治療にも十分効果が期待できます。
ミノキシジルは、男性だけでなく女性の脱毛症治療にも使用されます。
市販の外用薬ではあまり効果がなさそうなので、ミノキシジルを病院で処方してもらいたいと考えています。どこで手に入れることができますか?
外用ミノキシジルは、女性型脱毛症に効果があると国内で認められている唯一の治療薬です。
なお、ヘアサイクルが乱れる原因として特に多いのが「女性ホルモンの減少」です。年齢を重ねると女性ホルモンの分泌量が減り、体内の男性ホルモンが相対的に優位になってしまいます。その結果、薄毛を発症してしまうのです。また、女性ホルモン「エストロゲン」には、健康的でハリ・ツヤのある髪の毛を作る働きがあるため、エストロゲンの減少によって抜け毛や薄毛が生じたり、髪質が悪化したりします。
女性と男性では薄毛になる原因が異なるため、それぞれにあった治療をすることが重要です。
一般的に産後の抜け毛に、ミノキシジルの処方はほとんどありません。もし、市販の外用薬の使用を検討しているのであれば、まずはかかりつけの産婦人科医にその旨を確認しておくと安心でしょう。
ではミノキシジルは女性でも5%を使用すればいいのではないでしょうか。
産後の抜け毛がひどいため、ミノキシジルを含んだ外用薬の使用を考えています。体に影響はないでしょうか?
ミノキシジルは、以下のようなプロセスで発毛効果を発揮すると考えられています。
ミノキシジル外用薬には市販薬もあり、様々な濃度のものが売られています。しかし医師の診察を受けていない場合は、万が一の副作用に瞬時に応じることができないなどのリスクがあります。
女性は以下を使用できませんが、ミノキシジルは問題なく使用できます。
男性用と女性用のミノキシジル外用薬では、濃度が異なります。日本皮膚学会のガイドラインが推奨しているのは、男性が5%、女性が1%です。つまり、女性が男性のものを使用すると、副作用のリスクが高まります。濃度が高い方が薄毛改善作用を見込めると思われがちですが、皮膚にかゆみや炎症などが起きる恐れがあるため、男性用の外用薬は女性に対して使用が認められていません。
男性はもちろんのこと、女性でも内服薬、外用薬どちらも使用できます。
しかし、壮年性脱毛症は男性特有の脱毛症でなく、女性ホルモンが低下する中年期以降の女性も発症します。 女性の脱毛症にはさまざまな原因がありますが、原因によってはミノキシジルを使用した治療が適切でない場合もあります。
ミノキシジルを女性が使うときには以下の4つの注意点があります。
例えば産後の脱毛症はホルモンバランスの急激な変化によるため、時間の経過によって自然に改善することもあります。 また、髪の毛を強く引っ張ることで起こる牽引性脱毛症にも、ミノキシジルは効きません。
リアップのような市販のミノキシジルを女性が使っても問題ありませんか?
ミノキシジルの使用により、頭皮のフケが増加することがあります。ミノキシジルは、頭皮の環境を変化させることで、フケの発生を助長する可能性があります。
女性はアボルブを服用できない!薄毛治療で使えるミノキシジルを紹介
他にも甲状腺疾患や感染症など、原疾患を治療する必要がある脱毛症、極端な食事制限や抜毛症、円形脱毛症などのストレスや免疫異常のケアが先決である脱毛症の場合は、ミノキシジルを使用しないよう、メーカーが周知しています。
女性でも使えるミノキシジルの入ったおすすめの発毛剤を教えてください。
ミノキシジルは、基本的にはほとんどの方に効果が期待できると考えられています。しかし、効果が現れるまでにおよそ半年かかるため、早い段階で効果がみられずに治療を中止される方が多くいらっしゃいます。ミノキシジルは、最低でも半年程度は使用を続けるようにしてください。
駅前AGAクリニックではミノキシジルの外用薬は5%をおすすめしています。
なぜこれが女性の薄毛に対して処方されるかというと、スピロノラクトンの副次的な作用が女性の薄毛に効果があるからです。
【医師監修】前髪が薄い女性向けの対策と目立たないヘアスタイル
原則としてミノキシジルを処方しているのは、専門的にAGA(男性型脱毛症)とFAGA(女性型脱毛症)の治療を行っているクリニックです。皮膚科でもAGAや薄毛治療を取り入れている場合がありますので、ミノキシジルについて確認してみましょう。
女性の薄毛治療薬の種類と効果(パントガール・ミノキシジル)
ミノキシジルの塗り薬・外用薬は、基本的にはローション・リキッドタイプです。清潔な頭皮に塗布し、そのあと頭皮マッサージをするのが良いでしょう。
ミノキシジルの効果と副作用【女性も使える? やめたらどうなる?】
男性用と女性用で市販で販売されている配合濃度は異なります。日本の市場で販売されているミノキシジル外用薬はに設定されています。
現在、世界中で販売されているミノキシジル外用薬は、歴史ある安全な育毛剤として認知されていますが副作用もあるため、用法用量を守らないと危険です。長年の臨床データを基に、男性・女性それぞれ適した濃度に設定されています。そのため、身体の健康状態や、併用薬などによっては副作用が強く出てしまう危険もあります。
医師に診断してもらったうえで、体質に合った濃度の女性用ミノキシジル外用薬を処方してもらいましょう。
女性の薄毛にミノキシジル外用薬を。3年でどのくらい効果でるの?
ミノキシジルには頭皮の血管を拡張させる作用があり、血行を促進することで髪の毛の成長に必要な栄養素を十分に届けることができます。その結果、毛母細胞が活性化され発毛に繋がるのです。
なお、2017年に日本皮膚科学会で発表された「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」によると、ミノキシジルの外用薬は「発毛効果に関して、高い水準の根拠がある」とされています。「推奨度A」と最高レベルにランクされているため、女性の薄毛に対してもミノキシジルは高い効果を期待できるでしょう。
ミノキシジルは毛包に直接作用し、新しい髪を生み出し、髪を太く成長させ、抜け毛を防ぐことにより、分け目の透け感を目立たなくします。 ..
ミノキシジルを使用する際は、薬剤を頭皮以外の部位に付着させないよう、手袋の着用やコットンの使用を検討しましょう。
ミノキシジルは女性が使っても大丈夫? 注意点や副作用を詳しく紹介
「ミノキシジルの効果はいつから感じられるの?」と不安な方も多いでしょう。実際、ミノキシジルの効果が出るまでにどれくらいの時間がかかったのか、大正製薬が公表している実験データがあるためご紹介します。
ミノキシジル1%配合の「リアップリジェンヌ」と、ミノキシジルを含まないプラセボ(偽薬)を使った比較試験の結果では、いずれも6ヶ月間使用した場合、ミノキシジルは毛髪の増加数で5倍以上、さらに「太い毛髪」に限っても4倍増加していることがわかりました。
ミノキシジルは、使ったらすぐに効果が出るといったものではありません。使い続けることで効果を感じられるため、自己判断で治療を中止せず、地道に使い続けることが大切です。