マイコプラズマには全く効果がありません。 まず使われるのは「マクロライド系」の抗菌薬です。 「クラリスロマイシン」「アジスロマイシン」、.


確定診断された場合、マクロライド系抗生物質の投与期間は10日間、第二選択薬であるオゼックス、ミノマイシンの投与期間は7~14日間必要となります。


しかし、マクロライド系抗生物質(クラリス、クラリシッド、ジスロマック)で効果がある菌としては、 もっとも有効であり、ほかの抗生物質では一部で気道に菌が残り感染を広げる可能性もあることから、現在でも第一選択薬はマクロライド系抗生物質になります。 マクロライド系抗生物質では効果がなく、マイコプラズマ肺炎の確定診断がついたお子さんには、そのほかの抗生物質であるオゼックス、ミノマイシンを投与することもあります。

マイコプラズマ感染症は基本的に自然治癒する疾患です。必ず抗生剤治療が必要なわけではありません。すでにご説明している通り、マイコプラズマ感染者の3~5%の方が肺炎などを発症します。キャップスクリニックでは、肺炎、気管支炎などのレントゲン所見がある場合に限り治療対象としています。

当院でもこちらの治療薬を処方しています。 マクロライド系抗菌薬の特徴 (アジスロマイシン・クラリスロマイシン・エリスロマイシン)

当院では、年齢(乳児、低年齢では少ない)、臨床症状、レントゲン所見、採血 (炎症反応の度合い)結果などを総合的に考えてマイコプラズマの診断を臨床的に行い、そのうえで必要に応じてDNA検査を行いながら、2~4日後の確定結果にて最終判断するようにしています。

マイコプラズマのDNAを検出する方法もありますが、上で述べたように菌量が少ない初期には陰性になる可能性があり、また、結果も検査室での検査のため数日かかり、すべての患者さんにふさわしい検査ではありません。

マイコプラズマ感染症が疑われた場合、マイコプラズマの迅速検査(咽頭ぬぐい液)を行うのが一般的です。
迅速検査では15分程度で結果が出ます。検査精度はマイコプラズマ抗体(血液検査)を調べる検査には及びません。
したがって迅速検査以外にも、血液検査、胸部レントゲン、尿検査を行って総合的に診断が行われます。
マイコプラズマ感染症にかかると炎症反応が出ます。しかし、肺炎を起こしている割には炎症反応や白血球などの上昇は比較的低値にとどまることが多いです。
マイコプラズマ感染症にかかった場合、肝機能に異常が出るケースが多いので、生化学的検査(血液)と尿検査によって肝機能の状態をチェックします。
また胸部のレントゲンはマイコプラズマ肺炎の診断には欠かせません。
マイコプラズマ感染症には抗生剤が用いられますが、細菌やウイルスと違い、保護膜(細胞膜)を持たないマイコプラズマの場合、この細胞膜を破壊して細菌を殺すペニシリン系やセフェム系の抗生剤(通常の感染症によく用いられている抗生物質)は効きません。
そのためマクロライド系(エリスロマイシン、ジスロマック、クラリスロマイシン、テトラサイクリン系(ミノマイシン)、ニューキノロン系(オゼックス)の抗生剤(先発品のみ記載)が処方されます。
これらの薬は子供には苦い味がするため、飲む時にぐずるケースが多いので、アイスクリームに混ぜて食べさせるなどの工夫をしましょう。
中にはスポーツドリンクに溶かして飲ませようとする親もいますが、かえって苦みが強くなるので逆効果です。
マイコプラズマに効果が高いとされているのがマクロライド系の抗生剤ですが、最近ではこの抗生剤に耐性のあるマイコプラズマが登場し、マクロライド系抗生剤の効かないケースも増えています。
こうした事態の原因は薬を途中で止めてしまうことで体内の病原菌が薬に対して耐性を持ってしまうケースが殆どです。
したがって、処方された抗生剤は全て飲みきることがとても重要になります。

マイコプラズマが引き起こす症状には呼吸器症状以外にも2%前後の確率で脳炎や脳症、15%前後の確率で嘔吐や下痢などの消化器症状、40%以上の確率で肝機能障害、30%前後の確率で発疹や蕁麻疹などの皮膚症状などがあり、稀に心筋炎などの症状を来す場合もあります。もし次のような症状が出ている場合には、呼吸器症状が出ていなくてもマイコプラズマ感染症を疑う必要性があります。
その症状とは1.黄疸、2.倦怠感や易疲労感、3.痙攣や意識障害、4.盛り上がった赤い湿疹や地図のように広がっているかゆみの強い発疹などです。
マイコプラズマは感染力が強く、拡大のスピードがとても速いのが特徴的で、秋から冬にかけて患者が増える傾向があります。
初期症状が風邪やアトピー性皮膚炎に似ているため、これらの疾患との鑑別は素人では不可能です。
したがって風邪やアトピー性皮膚炎と思って考え、市販の薬で済ませると、適切な治療が出来ない事態を招くので、きちんと病院を受診して、迅速検査を受けてマイコプラズマ感染症の有無を判断してもらい、適切な治療を受けることが大切です。
特にマスコミ等でマイコプラズマ感染症に関するニュースが流れた年は、風邪かな?と思っても必ず病院を受診するようにして下さい。


マイコプラズマ肺炎の治療にはマクロライド系の抗菌薬(エリスロマイシン、クラリスロマイシン ..

とくに、咳が2週間以上続く場合は、マイコプラズマ肺炎に限らず単なる風邪や一時的な症状ではない可能性があります。

マイコプラズマ症には、クラリスロマイシンなどのマクロライド系、または ..

マイコプラズマに感染すると現れる症状で最も頻度が高いのは「咳」です。
これはマイコプラズマの主な感染器官が気道だからなのですが、発症する呼吸器症状としては喉の痛み、鼻水、鼻閉(鼻づまり)、発熱、乾いた咳(痰が絡むことも多い)、喘鳴音(ゼェゼェ、ゴロゴロ、ヒューヒューという呼吸音)、場合によっては呼吸困難などの症状が起こります。
また8~9歳の子供の場合、マイコプラズマが原因で起こる肺炎様の症状をマイコプラズマ肺炎と呼んでいます。
マイコプラズマ肺炎になると40度近い高熱、呼吸困難、意識障害などを引き起こし、場合によっては命に関わる場合もある重大な疾患です。

効かないというケースもちらほらみられています。非常に苦いことも ..

マイコプラズマは第3種の感染症に学校保健法で分類されています。
この法令では第3種の感染症にかかった場合、学校医やその他の医師が感染の危険性が無くなったと判断するまで出席停止の措置が取られることがあります。
したがってマイコプラズマ感染症の確定診断が下された場合には、学校に診断書の提出が求められる場合があります。
診断書は医療機関が発行するものと学校が指定する様式とがありますので、お子さんが通っている学校に直接問い合わせて下さい。
マイコプラズマの主な感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫感染です。
したがって学校や職場など集団で生活している場では感染リスクが高まりますので、マスクの着用と手洗いの励行などでマイコプラズマ感染の予防を心がけることが大切です。
またマイコプラズマ肺炎の患者数は8~9歳がピークですが、大人でも感染します。
特にせき風邪とマイコプラズマとは混同されやすく、市販の風邪薬を飲むだけで済ませて様子を見るというケースが多くなりがちですが、市販の風邪薬は効きません。
またマイコプラズマの潜伏期間は1~3週間と通常の風邪やインフルエンザに比べて長期間であるたえ、家族やクラスメート、会社の同僚に咳の酷い人がいてその1週間後ぐらいに自分も咳が出始めたらマイコプラズマを疑う必要性の高い状況ですから、すぐに病院を受診して下さい。
マイコプラズマの抗体は長続きしないため何度も感染と再発を繰り返す可能性があります。
以前は4年に一度の間隔で流行していましたが、薬剤耐性を持つなどの理由で最近のマイコプラズマ肺炎は毎年患者が確認されています。

[PDF] 小児肺炎マイコプラズマ肺炎の診断と治療に関する考え方

マイコプラズマは検査で確定することが難しく、実際はもっと多くの患者がいることと思われます。また症状が咳だけで、熱がないのに肺炎のこともあり要注意です。

ライド系薬の効果は、投与後 2〜3 日以内の解熱で概ね評価できる。ただし、肺炎マイ

したがって、実際にマイコプラズマが肺炎を起こしていても、咽頭からの検体中には、菌体がほとんど存在しない場合もあり、検査結果が陰性であっても、必ずしもマイコプラズマ感染症を否定できないのです。

【歩く肺炎】マイコプラズマって、いったいどんな病気? | 医師ブログ

マイコプラズマは、唾液などにのって他人の気管支や肺まで到達し、そこで増殖したマイコプラズマが肺炎を引き起こすきっかけになります。 基本的に咽頭・扁桃などの上気道でマイコプラズマが盛んに増殖しているわけではありません。 これらの部 位で検出されるマイコプラズマは、たまたま痰や咳によって下から運ばれてきたものであり、そもそも上気道に存在す る菌の量は少ないと考えられます。

ということは、細胞壁をもたないマイコプラズマにはそのような抗菌薬が全く効果がないということになります。 マイコプラズマ

一方、抗体ではなく喉から採った検体を使用し、マイコプラズマのDNAを検出する迅速診断法もあります。

マイコプラズマは細胞壁を持たないため、一般的なβ-ラクタム系抗生 ..

一方小児では抗体反応が強く長期に持続するため、実際の感染から長期にわたり、IgM 抗体が検出され続ける場合のあることが知られています。 このような点から、IgM迅速診断法は、マイコプラズマに感染していても、「陰性=感染していない」という結果が得られたり、過去に感染していて、今回はマイコプラズマに感染していなくても「陽性→感染している」という結果が得られたりすることがあり、正確ではありません。

[PDF] マクロライド系抗菌薬が無効であったマイコプラズマ肺炎の 1 例

この菌自体は自然治癒することが多いといわれていますが、咳が非常に長く続き(1ヶ月以上のことも)、また重症の肺炎や様々な合併症を起こすことも多いのです。よってこの菌を考えた適切な抗生剤投与が必要です。抗生剤はマクロライドやテトラサイクリンと呼ばれている系列のものを使います。ただこれらの薬には問題があります。まずマクロライドですが、基本的にとても苦い薬です。当院ではクラリス、ミオカマイシンの2剤がありますが、特にクラリスは苦いです。しかし効果はクラリスの方がよいですので、薬を飲めそうな子はクラリスを第一選択にしています。5歳以上の子供は小さい錠剤がありますのでこちらにしてみるとよいでしょう。クラリスの粉は苦い味を苺味でコーティングしていますので、これを溶かさないように工夫が必要です。ジュース、スポーツドリンク、ヨーグルトなどで飲ますのは避け、水、牛乳、バニラアイスで飲ませるとよいでしょう。またムコダインという痰をきる薬と混ぜると苦くなります。それでもダメな場合はミオカマイシンを使います。もう一つのテトラサイクリンは当院ではミノマイシンを使っていますが、乳幼児の歯や骨の発育を阻害する副作用があるため6歳以下には重症例を除き使いません(8歳以上から)。そして最も大事なことは最低10日間は内服する必要があります。通常3日?1週間で発熱や咳嗽は改善しますが、このマクロライドやテトラサイクリンは菌を殺すより、押さえ込んでそのうち死ぬという薬なので、中途でやめるとまた菌が復活し、ぶり返すことになります。

マイコプラズマ感染症 | 池袋ながとも耳鼻咽喉科 | 北池袋駅徒歩2分

IgMを検出するマイコプラズマ迅速検査では、感染初期にマイコプラズマIgMが上昇していないこともあり早期診断をすることは難しいのです。また、成人ではこのIgM抗体の反応が非常に弱いかほとんどないこともあり、検出ができないができないこともあります。

○ マクロライド系の抗菌薬(クラリス=クラリシッド=クラリスロマイシン、ジスロ

マイコプラズマに感染するとマイコプラズマが増殖するのには2~3週間かかります。 その後、感染した人の体が マイコプラズマを認識し免疫反応が始まります。その結果肺炎が進行します。その後遅れてIgMという抗体が日単位で上昇します。マイコプラズマ肺炎があっても、感染初期ではIgMが検出されないこともあるわけです。