科学技術が進歩した現代でも、台風を消滅させることはできないし、
なお同じ頃、第7次多号作戦の『オルモック夜戦』で生き残りながらも片舷航行となり、本土へ修理のため回航途上だった日本海軍の駆逐艦『竹』もコブラ台風に遭遇していますが、波浪対策で優れた日本艦であったこともあり、損害もなく無事通過しました。
このコブラ台風で第38任務部隊がこうむった損害は駆逐艦3隻沈没、軽空母4隻、護衛空母4隻、軽巡洋艦1席、駆逐艦10隻、支援艦艇3隻が損傷を被り、多数の艦載機を失ったほどで、戦艦や空母など主力艦こそ大きな損害を受けなかったものの、『1度にこうむった損害としては第1次ソロモン海戦以来』とすら言われます。
台風を侮って思わぬ大損害を受けたハルゼー大将でしたが、1945年1月には休暇で本国へ帰り、指揮官がスプルーアンス大将に変わった機動部隊は第5艦隊・第58任務部隊として損害回復と以後の作戦に従事します。
コブラ台風で大きく動揺する航空母艦「ラングレー」(引用:Wikipedia)
中心気圧935hPa、大型で非常に強い台風で、記録的な被害が発生する可能性があります。
同年4月に沖縄戦が始まると、5月27日に戦艦ミズーリに将旗を上げ、再び第3艦隊・第38任務部隊として沖縄戦を続行しますが、直後の6月4日から5日かけ、沖縄近海の第38任務部隊はまたもや『コニー台風』の直撃を受けました。
しかし台風のスピードは予想外に早く、荒れ始めた海面で燃料補給を断念した駆逐艦は、最低気圧907ミリバール(当時は今と違って気圧の単位がヘクトパスカルではない)に達するコブラ台風へ、12月17日から18日にかけモロに書き込まれました。
月初のブログでは、台風で失われた特設運送船「極洋丸」を取り上げました()。
コブラ台風 | 第二艦隊転進ス 進路目標ハ未来 | 歴史・時代小説
1944年12月14日にフィリピン東方で発生が確認された『コブラ台風』は西北西へ進路を取り、やがて北西へ進路を変えて第38任務部隊へ迫りました。
これはアメリカ軍による観測結果なので艦隊でも台風の存在は認識しており、特に対空火器の増設で艦の規模に対し重心が高くなりすぎていたファラガット級など戦前建造の旧式駆逐艦は危険だとして、重心を下げるため早めの燃料補給が命じられています。
1944年の今日、コブラ台風、別名「ハルゼー台風」は、第3艦隊に大きな損害を与え、駆逐艦3隻を沈め、その他の船舶にダメージを与えた。
大東亜戦争中に台風で翻弄されたのは、帝国陸海軍のみではなく米国海軍でも大きな被害を出したことがあります。
第38任務部隊, ハルゼー, フィリピン沖, コブラ台風, ケイン号の叛乱, ルソン島, 熱帯低気圧, 台風.
1944年12月に『コブラ台風』へ出くわした第38任務部隊の総指揮官(第3艦隊司令長官)、ウィリアム・ハルゼーJr大将もアメリカ海軍の指揮官の常として、どうやら『神風』を侮っていたようです。
コブラ作戦の戦闘序列 · コブラ効果 · コブラ台風 · コブラ属
この台風は「コブラ台風」と呼ばれ、昭和19年12月14日にミクロネシア付近で発生し、西に進みフィリピンに近付きます。
台風と軍艦という話だとコブラ台風に見舞われてる最中の駆逐艦の写真が相当やばくて印象的.
当時の米国海軍では、既に実用化されていたレーダーを使って台風の進路予測をしていましたが、この時期としては普通の熱帯低気圧で、さらに17日中に北へ進路を変えて艦隊から離れるだろうと予測していました。
駆逐艦が深刻なダメージ、巡洋艦クラスに損傷コブラ台風+αな損害になるかと
今回の「コブラ・ゴールド14」に先立ち、訓練会場となった現地小学校から在タイ日本国大使館に対し、「訓練終了後も住民が継続して使用できる保健施設を支援してほしい」との要請がありました。大使館はこれを受けて現地調査を行うとともに、タイ国軍や米軍から公衆衛生のデータを提供してもらうなどの調整を経て、地域の基礎医療充実のため、保健施設を供与することを決定しました。「コブラ・ゴールド14」の訓練期間中、この小学校において自衛隊医療チームによる衛生教育と診療が行われ、佐藤駐タイ大使が保健施設の着工式に出席しました。
[ Page1 ] COBRAとは・・・ / COBRA開発目的
ところが、予測に反して「コブラ台風」は北西に進路を取ったままで、発達しながら第38任務部隊が補給を予定していたフィリピン東方沖に進み、ハルゼーの艦隊は台風に直撃されることになります。
雨レーダ (COBRA) を用いて, 台風の詳細なデータを集め、 そのデータを解析することで台風の内部構造の理
ハルゼー大将は小型艦への給油を急ぎますが、波浪が激しく給油管が外れてしまい十分な燃料補給ができず、多くの艦が燃料不足・残量の少ないの燃料タンクにより重心が高く不安定な状態で台風の直撃を受ける形になってしまいました。
<VOICE>台風第26号にともなう行方不明者捜索にかかる災害派遣(ツバキ救出作戦 ..
これに対し、日本軍は最後の手段として航空攻撃の成功率を少しでも高めるべく、命中するまで爆弾を積んだ戦闘機や爆撃機をアメリカ軍艦艇へ突入させる非情の特攻作戦を開始、『神風特別攻撃隊』と名づけます。
その由来は、命名者の第一航空艦隊首席参謀・猪口力平の郷里の道場『神風(しんぷう)流』と、海軍第201航空隊の玉井副長による『(元寇のような)神風を吹かせねば』双方と言われていますが、もちろん元寇と神風とは海上の嵐、大規模なものなら台風です。
<VOICE>多国間共同訓練(コブラ・ゴールド)とODAとの連携について
「コブラ台風」の直撃を受けたハルゼーの艦隊では、駆逐艦3隻が沈没、航空母艦3隻・衛航空母艦2隻などが大きな被害を受けています。
台風対策 防輻射紫外線黄砂対策全天候保護、ドアジッパー付きフル外装カバー
台風による波浪により船体のほどんどを海中に没して進む米海軍駆逐艦
車カバー に適 AC シェルビー コブラ 427 MklII ロードスター 1965-1967 用カーカバー.
があり、特に沖縄においては台風や梅雨期の災害軽減に貢献することが期待されています。
COBRAの観測対象は、台風、梅雨、メソスケールの降水現象、晴天乱流などです。
400MHz 帯ウィン ドプロ ファイラと COBRA で観測された台風 0418 号の 鉛直構造
この「コブラ台風」は一時中心気圧が907mbarにまで発展して「猛烈な台風」となり、ハルゼー大将の第38任務部隊に対して、次に示す大きな被害をもたらしました。
佐藤晋 介、北村康司 、関澤信也、出世ゆか り、中川勝広 (NICT )
また、ハーマン・ウォークの著作で世界的ベストセラーとなりピュリッツア賞を受賞した小説と、これを映画化しハンフリー・ボガートが主演した『ケイン号の叛乱』は、この台風に遭遇する駆逐艦がモチーフとなっています。