黄砂って、なんで喘息やアレルギーを悪化させるの? | 医師ブログ


黄砂によって皮膚のかゆみや湿疹などの症状が出る方は、金属アレルギーの傾向があるといわれています。
黄砂に含まれる金属物質に反応し、皮膚の炎症が引き起こされている可能性があるからです。
顔や首などの露出の多い部分だけでなく、頭皮がかゆくなる場合もあります。

黄砂で皮膚炎を起こしてしまう方は、外出時はなるべく肌を露出させないようにすることが大切です。
帽子をかぶることも効果的です。外出先から帰ったら、顔や露出部を優しく洗うようにしましょう。


朝岡さん 「シンプルなうえにもっとも効果が高いのは、外出する際にマスクとメガネで粘膜のある目・鼻・口を守ることです。市販のサージカルマスクは5µmの粒子を95%以上カットするため、花粉の侵入を防ぐことができますよ。黄砂とPM2.5は完全には防ぎきれませんが、つけないよりはいいと思います。目・鼻・口を守れば、粘膜からの侵入はかなり防げます。

朝岡さん 「生活面では、洗濯物や布団を外に干したときに付着する、車や窓ガラスに付着するなどの影響があります。特に屋外に置かれている車のボディやフロントガラスに黄砂らしき砂で汚れているのを見たことがある人は多いかと思います。あれを見ると、『これだけの量が飛んでいるんだな』と実感しますよね。

どんな花粉が飛んでいる? 黄砂やPM2.5との関係についてもチェック

他には気づいていないだけで玄関や床などにも、たまっていることがありますね。雑巾で拭いたとき、黄色いものが付いたら花粉、ジャリっとした砂っぽいものが付いたら黄砂だと思っていいでしょう」

アレルギーの悪化:黄砂はアレルギー反応を悪化させることもあります。黄砂には花粉などのアレルゲンが含まれていることもあるためです。

黄砂アレルギーでは、花粉症と同じような症状が出ます。

・目のかゆみ、皮膚のかゆみ
・くしゃみ、鼻水、鼻づまり
・のどの痛み
・咳
・頭痛

また、黄砂はスギ花粉よりも粒子が細かいため、肺の奥まで吸い込まれやすく、気管支炎や喘息の原因となってしまうことがあるために注意が必要です。

現段階では「黄砂アレルギー」自体を検査で明らかにはできません。
花粉症のアレルギー検査を受けてその結果が陰性であることから、黄砂アレルギーを疑うことになります。ですが、黄砂はアレルゲンではありません。黄砂自体ではなく、黄砂に付着する大気汚染物質が悪さをするのです。アレルギー性の結膜炎や鼻炎、気管支炎などの対症療法と同じように以下のことを注意しましょう。


花粉・黄砂・PM2.5って体にどんな影響があるの? 違いや発生源

花粉・黄砂・PM2.5はそれぞれ別物ですが、引き起こす症状は似ているそうです。具体的に、日常生活や健康にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

【ASKUL】花粉の悩みをスッキリ解決!黄砂・PM2.5対策にも(内服薬)

黄砂は一年中日本に飛んできていますが、例年2月ごろから増え始め、飛散量のピークは3月から5月となります。これはスギ花粉症の時期とちょうど重なります。
これまで花粉症ではなかったのに、突然花粉症のような症状が出始めた、花粉が少ない日なのにアレルギー症状がある、というような場合は花粉症ではなく、黄砂アレルギーかもしれません。
また、黄砂はそれ自体がアレルギーを引き起こすだけでなく、花粉症を悪化させるということも分かってきています。

PM2.5は非常に小さい粒子なので吸い込むと肺まで入り込む危険性があります。 □アレルギー性鼻炎のような症状

花粉症も黄砂もPM2.5も、くしゃみや鼻水、目や皮膚のかゆみといった健康被害を引き起こします。しかし、実は『命にかかわるほどの深刻な健康被害があった』という事例は報告されていないんです。とはいえ、症状が出るとQOLが下がるのでしっかり対策したいですよね」

黄砂アレルギーとは?人体への影響やPM2.5との違いについて解説

花粉・黄砂・PM2.5が原因の場合、重度の食物アレルギーのようにアナフィラキシーショックで死に至るようなことはめったにありません。しかし、鼻水や目のかゆみで仕事や勉強に集中できないなど、症状によってQOLが大きく低下することがあります。

黄砂アレルギーとは?時期や症状、診断方法、10の対策法を徹底解説

朝岡さん 「両方とも大気中に飛散している微粒子ですが、PM2.5は黄砂と違って『汚染物質』として認識されています。PM2.5の粒子は2.5µm以下で、4µm前後の黄砂よりもさらに小さい物質です。どちらも、粘膜や口から体内に入ることで健康被害が起こると言われています。

名古屋市千種区の内科、呼吸器内科、皮膚科の伊藤クリニックでは、喘息、長引くせき、禁煙外来に力を入れています。黄砂アレルギーのページ。

皮膚や目の刺激:黄砂は皮膚の刺激や目のかゆみ、赤みを引き起こすことがあります。これは黄砂の粒子が物理的に刺激を与えるためです。

3.大気汚染(PM2.5,黄砂等)とアレルギーに関する研究の進展

採取した鼻水に好酸球という物質が出たら、それはアレルギー反応です。しかし、そのアレルギー反応の原因が花粉・黄砂・PM2.5のどれによるものなのかは断定できません。原因が何であれ、治療法は、原因物質を取り除くことと薬による対症療法です。今はアレルギーの治療法として『舌下免疫療法』が広まってきていますが、これで治せるのはスギ花粉とダニにアレルギー抗体がある場合だけです」

黄砂とアレルギー性結膜炎 | ひきち眼科 | 北海道札幌駅徒歩3分

黄砂は、風向きの関係から2月から4月がピークになり、夏になると減少します。花粉のピークを迎える時期と重なります。ですが、黄砂は風の強さで飛散量が増減するため花粉とは違って夜に黄砂が飛散することもありますので、夜の外出も注意が必要です。

さらに、黄砂の飛来で問題となるのが、目のかゆみや充血、鼻水やくしゃみといったアレルギー症状、気管支ぜんそくや肺炎など呼吸器疾患の悪化です。

朝岡さん 「黄砂とPM2.5は、どちらも春先に濃度が上昇します。そのため、もともとスギやヒノキの花粉症で症状が出ている方は、症状をより強く感じてしまうこともあるでしょう。反対に花粉症ではないのに花粉症のような症状が出る方は、黄砂やPM2.5が原因かもしれません。

PM2.5・黄砂のアレルギー症状の特徴や流行時期|対策方法も解説

日本へ飛んでくる過程で、黄砂には大気汚染物質やほこり・ゴミ・ダニなどが付着します。
こうしたものが体内に入り込むことで、アレルギーを引き起こしてしまうのです。
黄砂の粒子の大きさは約4μmと大変小さいため、体に取り込まれやすく、アレルギー症状が重症化しやすい特徴があります。

PM2.5と黄砂は、花粉症と同じようなアレルギー症状を起こします。 ..

PM2.5は花粉・黄砂と一緒に語られることが多いので、春の風物詩のように捉えている方もいるかもしれませんが、実は季節性のものではありません。日本ではエコロジーや環境問題の文脈で知られるようになった概念で、実際にPM2.5の飛散量は減ってきているようです」

もともとスギ花粉にアレルギーがあると、花粉の飛散と黄砂が重なった時にアレルギー症状を発症する人が多くなるという報告もあり注意が必要です。

花粉と黄砂とPM2.5はそれぞれ別物ですが、空中を飛散するときに混ざりあっていてもおかしくはありません。ウイルスが唾についてくるように、黄砂やPM2.5が花粉についてくることもありえます」

初期には無色透明の鼻水が出るアレルギー性鼻炎ですが、ある程度進行すると黄色っぽい鼻水に変わることがあります。 副鼻腔炎の概要解説動画.

呼吸器系の問題:黄砂に含まれる微細な粒子は、喘息やアレルギー反応を引き起こすことがあります。特に呼吸器系に問題を抱える子供は影響を受けやすいです。