体重が増えやすい糖尿病治療薬には、チアゾリジン薬、SU薬があります。
:ジャヌビア(シタグリプチン)、グラクティブ(シタグリプチン)、テネリア(テネリグリプチン)、トラゼンタ(リナグリプチン)、ネシーナ(アログリプチン)、オングリザ(サキサグリプチン)、エクア(ビルダグリプチン)、スイニー(アナグリプチン)、マリゼブ(オマリグリプチン)、ザファテック(トレラグリプチン)
食事を摂ると、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)とGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)というホルモンが小腸から分泌されます。これらの2つのホルモンを総称してインクレチンと呼び、膵臓に対してインスリン分泌を促進します。しかし、インクレチンはDPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ-4)という酵素によって速やかに分解されてしまいます。DPP-4阻害薬は、このDPP-4の働きを90%以上抑えることでインクレチンが分解されにくくなります。これにより、インクレチン濃度が増加し、膵臓からのインスリン分泌が促進され、血糖値を下げることができます。
この薬剤は、血糖値が高いときには効果がしっかり現れ、逆に血糖値が低いときには効果が弱まるため、低血糖のリスクが少ないことが特徴です。また、他の副作用も比較的少ないため、日本ではよく使用されている薬剤です。
食欲不振、吐き気、便秘、下痢など
※高齢者、ほかの病気のある方は副作用が重く出ることがあります。
※造影剤を使用する検査を受ける前はいったん中止します。
※たくさんお酒を飲む場合はこの薬は使えません。
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腎臓で血液中へのブドウ糖の再取込みを妨げ、尿の中に血中のブドウ糖を排泄して血糖を下げる薬です。300キロカロリーくらい排泄されます。体重が3kgくらい減るといわれていますが、現実的には、もっと減る人、全然、減らない人がいます。前者は、体重が減りだしてモチベーションが上がり、ダイエットを頑張るようになる人?後者は空腹感が出て、余分に食べてしまう人?なんでしょうか。
尿に糖が排泄されるので膀胱炎・外陰部炎などの尿路感染症や、発疹の副作用があります。ブドプ糖とともに水分も排泄されるため、脱水に注意し、水分摂取を心がける必要があります。
薬物の名称はイプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)・ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物(フォシーガ)・ルセオグリフロジン水和物(ルセフィ)・トホグリフロジン水和物(デベルザ・アプルウェイ)・カナグリフロジン水和物(カナグル)・エンパグリフロジン(ジャディアンス)があります。
すい臓からインスリンがよく出るようにして、血糖値を下げるお薬です。
:リベルサス(セマグルチド)
GLP-1受容体作動薬は、体内で分泌されるインクレチン(GLP-1とGIP)とは異なり、DPP-4で分解されにくいため、膵臓のGLP-1受容体を刺激してインスリン分泌を増加させ血糖値を下げます。GLP-1受容体作動薬は、胃や腸での吸収が難しく、また消化酵素によって速やかに分解されるため、以前は注射剤の形態しか存在しませんでした。しかし、サルカプロザートナトリウム(SNAC)という吸収促進剤の開発により、GLP-1受容体作動薬の経口製剤であるリベルサスが市場に登場しました。
リベルサスは他のGLP-1受容体作動薬と比較して治療費が抑えられる利点もありますが、服用方法はやや複雑です。空腹時に120 mL以下の水と共に服用し、その後30分間は飲食を控える必要があります。また、他のGLP-1受容体作動薬と同様に、便秘や下痢、嘔吐などの消化器症状が副作用として発生することがあります。
リベルサスを含むGLP-1受容体作動薬は、食欲を抑制し体重減少の効果を持っています。このため、最近では糖尿病でない人が、ダイエットや美容の目的で使用するケースが増加しています。しかし、このような適応外使用に関しては、日本糖尿病学会と同様に、当クリニックでも推奨していません。おすすめできない理由についてはをご覧ください。
SU薬と比較して効き目が速く、食事の直前に服用すれば、インスリンがすぐに増えて血糖値が高くなるのを抑えられます。
グルコバイ(アカルボース)、ベイスン(ボグリボース)、セイブル(ミグリトール)などのお薬があります。食物に含まれるでんぷんなどの炭水化物は消化の過程で様々な酵素の働きで分解されブドウ糖となり体に吸収されます。この分解にかかわる酵素の一つがαグルコシダーゼです。αグルコシダーゼの働きを阻害することにより、炭水化物の分解を遅らせ、食後の血糖上昇を抑えます。
ファスティック・スターシス(ナテグリニド)、グルファスト(ミチグリニド)、シュアポスト(レパグリニド)といったお薬があります。SU薬と同じようにすい臓のベータ細胞に働きインスリン分泌を促します。ただし、SU薬よりも早く効果が出て、3-5時間ほどで効果が無くなってしまいます。これはその1食分のみ効果があるということで、食事の直前に服用し食後高血糖を抑制します。食後の服用や、次の食事までに時間が空くと低血糖の可能性がでてきます。
アカルボース・ボグリボース・ミグリトール の作用機序の違い・比較
肝臓から糖の放出を抑える、インスリンに対するからだの感受性を高めるなどの作用により、血糖値を下げます。
[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..
・腸で二糖類から単糖類への分解を阻害し、デンプンや砂糖が吸収されるのを抑え、ブドウ糖の吸収を遅らせることにより、食後の高血糖を抑える薬です。
アカルボースとミグリトールとの違いは? Q.アカルボース服用後 ..
リベルサス(セマグルチド)は、糖尿病治療薬として認可されていますが、ダイエット薬ではありません。服用にあたっては副作用や危険性について正しく理解することが重要です。
[PDF] 本邦における糖尿病治療薬 ―経口血糖降下薬を中心に―
このお薬は炭水化物の吸収を遅らせる際、ガスが発生しやすくなる方がいます。特に消化管の手術などされている方は腸閉そくまで至ることがございますのでご注意ください。実際に私も当時の教授と2006年にアメリカの雑誌に投稿し掲載されたcase report』があります。
このお薬も単剤では低血糖をきたさないはずですが、他剤の併用などもあり低血糖をきたした場合、炭水化物の吸収を遅らせるため、砂糖ではなくブドウ糖を摂取する必要があります。
「便の中にブドウ糖を出す」という糖尿病治療薬の新しい作用を発見
オイグルコン・ダオニール(グリベンクラミド)、グリミクロン(グリクラジド)、アマリール(グリメピリド)といったお薬があります。古くからあるお薬で、すい臓のベータ細胞に働いてインスリン分泌を促します。食事を摂った時のみ働くDPP-4阻害薬と違い、薬効があるうちはインスリン分泌を促すので、低血糖に注意が必要になります。インスリン分泌を介して血糖値を下げると体重増加につながりますので、食事療法の順守が大事です。
インスリン分泌に関係するすい臓のベータ細胞が機能していることが効果の条件になりますので、ベータ細胞が疲弊しているとあまり効果が出ません。
リベルサスもメトホルミンもフォシーガの併用注意薬に該当するため、併用 ..
:グリミクロン(グリクラジド)、アマリール(グリメピリド)、オイグルコン(グリベンクラミド)、ダオニール(グリベンクラミド)
スルホニル尿素薬は経口血糖降下薬の中で最も歴史のあるものであり、膵臓への作用によって強力なインスリン分泌効果を示します。そのため、血糖値をしっかりと下げることができますが、夜間や食前などにおいて重篤な低血糖に陥る可能性があります。また、この薬剤は「二次無効」と呼ばれる、効果が徐々に減少する現象を引き起こしやすいとされています。そのため、長期間の使用や高用量の投与は控えるべきとされています。当クリニックでは、スルホニル尿素薬の使用に際しては、可能な限り短期間かつ低用量の処方を心がけています。
体内にほとんど吸収されないボグリボースやアカルボースと違い、ミグリトールは小腸
食事の質が悪いと栄養バランスが乱れ、筋肉量が減少し基礎代謝が低下することがあります。これでは、いくらリベルサスを飲んでも痩せません。
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・低血糖と感じたら、すぐにブドウ糖10gまたは、 ブドウ糖を含む飲料水150~200mlを摂取する。
・食事の時間であれば、すぐに食事を摂る。
・症状が治まったら、炭水化物を含んだ食事を早めに摂る。 食事までに1時間以上ある場合は、80kcal程度の炭水化物 を摂る。
アカルボース|ダイエット治療なら明治通りクリニック 東京/渋谷
血糖値を下げる作用とインスリン抵抗性を改善する作用があります。血糖値を下げる作用はブドウ糖の濃度に依存するため、単独の使用では低血糖となる可能性が少ない薬です。
アカルボース、ボグリボース(ベイスン)、ミグリトール(セイブル)など
:シュアポスト(レパグリニド)、グルファスト(ミチグリニド)、スターシス(ナテグリニド)、ファスティック(ナテグリニド)
速攻型インスリン分泌促進薬は、膵臓を刺激してインスリン分泌を増加させる薬剤です。この薬剤はスルホニル尿素薬に類似していますが、内服してからの効果発現がより早いため、食後の血糖値を効果的に下げるのに役立つ薬剤です。また作用時間が短いため、低血糖のリスクは存在しますが、スルホニル尿素薬と比較してそのリスクが低いのが特徴です。
ベイスン(ボグリボース)、グルコバイ(アカルボース)、セイブル(ミグリトール).
小腸に働きかけて糖分の消化・吸収を遅らせる薬剤です。食事の直前に飲む必要があり、吸収するのに時間がかかる砂糖などの二糖類では低血糖が出た場合、すみやかにブドウ糖を服用する必要があります。血糖の吸収が緩やかになるため、血糖の上昇が緩やかになります。お腹が張る、ガスが多くなる、下痢などの副作用があります。
薬物の名称はアカルボース(グルコバイ)・ボグリボース(ベイスン)・ミグリトール(セイブル)があります。
(薬剤名:グルコバイ、アカルボース、ベイスン、ボグリボース、セイブルを服用 ..
フォシーガ、ジャディアンス、カナグル、ルセフィ、アプルウェイ、スーグラ、デベルザといったお薬があります。人はブドウ糖を腎臓のなかの糸球体でろ過し尿に出そうとします。しかし、腎臓のなかの尿細管というところで再度体内(血液内)に戻すようになっています。この戻す際に働くのがSGLT2というたんぱく質です。ですから健康な方は尿中には糖はでてきません。SGLT2阻害薬は、SGLT2を阻害することにより、ブドウ糖を尿中に出してしまうのです。余分な糖が排出されるので、単剤での低血糖の可能性は低い薬です。
糖が尿中に排出されると、体重も減りやすくなるというメリットがありますが、頻尿、脱水、尿路や性器感染症といった副作用に気をつけなければなりません。処方時は服用時の注意事項をお話します。このお薬は日本では2014年にでたばかりなので、1番新しい糖尿病の薬ということになります。インスリンを介さない血糖低下なので、1型糖尿病の方でも使える薬ではあります。
オゼンピックは週1回製剤ですが、リベルサスは毎日内服の薬です。 単 ..
ジャヌビア、グラクティブ、トラゼンタ、ネシーナ、スイニー、エクア、テネリアといったお薬があります。食事を摂取すると小腸から分泌されるホルモンをインクレチンといいます。インクレチンはすい臓のベータ細胞に働きインスリン分泌を促したり、すい臓のアルファ細胞に働き血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの働きを抑えたりします。
インクレチンには、GLP-1とGIPがございますが、どちらもDPP4という酵素ですぐに分解されてしまいます。このDPP4の働きを阻害するのがDPP-4阻害薬です。DPP4を阻害することにより、インクレチンが分解されなくなり、インクレチンによるインスリン分泌作用、グルカゴン抑制作用が強くなり血糖値を下げることになります。食事を摂取すると分泌されるので、併用薬などなければ、低血糖になる可能性は低いお薬です。2009年に発売された比較的新しいお薬ですが、服用方法が簡便であったり、副作用が少ないので現在は2型糖尿病の第1選択で用いられることがとても多い薬です。